【京都市中京区】絢爛豪華な衣装を間近で見られるのは10月10日まで。「時代祭装束展」が開催中!
京都の三大祭「時代祭」が、いよいよ10月22日、3年ぶりに開催されることとなりました。時代祭の見どころは、何といっても時代風俗行列。様々な時代の衣装をまとった行列は、さながら時代絵巻のようで圧巻。そんな時代祭で使用されている衣装の一部が、間近で見られるイベントが開催中です。
明治維新時代「維新勤王隊」
明治維新の際、幕府の遺臣が東北地方で反抗した時、丹波の国北桑田郡山国村(現在・右京区京北)の有志が山国隊を組織して、官軍に参加した当時の行装を模したもの。時代祭では行列の先頭をつとめます。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも登場する「巴御前」
巴御前は、木曽義仲の寵愛をうけた武勇のほまれ高い女性で、義仲にしたがって出陣したときの鎧姿。
大丸京都店の地下道ウインドウと四条正面入口ショーウインドウで展示しています。時代祭の装束は京都の技術力を集めて復元されるため絢爛豪華さもさることながら、数年かけて制作される伝統技術が感じられる装束や、その一部をご覧いただけます。
地下道は10日まで、四条正面入口は11日まで。あと1週間ほどです。どれも無料で展示されていますので、一度足を運ばれてはいかがでしょうか。
展示装束
明治維新時代 維新勤王隊列 「勤王隊士」
江戸時代 江戸時代婦人列 「和宮」
安土桃山時代 織田公上洛列 「織田信長」
室町時代 洛中風俗列 「鞨鼓童」
吉野時代 楠公上洛列 「楠木正成」
平安時代 平安時代婦人列 「巴御前」および「清少納言」
(※清少納言のみ1階ショーウインドウでの展示)
大丸 京都店
〒600-8511
京都府京都市下京区立売西町79