【福山市】西日本豪雨で損壊した沈下橋の7月22日の様子がこちらです
2022年7月22日に福山市駅家町付近にある沈下橋の現在の様子を見に行ってきました。
沈下橋は西日本豪雨の際に損壊した後、一度復旧しましたが、再び損壊してしまったという経緯があります。
現在も復旧は進んでおらず、通行禁止の看板などはないものの、沈下橋手前にはバリケードが置いてあり先に進めなくなっていました。
5月9日に撮影した時と比べて、状況はほとんど変化していませんでしたが今回は沈下橋の南側から撮影しました。
沈下橋は長年生活道路として機能していたということもあり、ヒビ割れが確認できました。
沈下橋はもともと洪水が起きたら水中に沈むことを想定して造られています。
そのため、沈下橋には欄干がありません。
洪水や増水が発生した際に、欄干に流木などが引っかからないようにそのような造りになっています。
それでも損壊してしまったので、大雨の際の濁流の力がどれほど強力か分かりますね。
周辺の土手の道路は、頻繁に自動車が行き交っていました。
沈下橋に続く道は残っていましたが、周辺の草がかなり生い茂っていました。
土手の上から見ると、復旧が進んでいないのが分かりますね。
沈下橋が損壊するきっかけとなった西日本豪雨や、再び沈下橋が損壊することとなった大雨など、福山市では数年に一度災害レベルの大雨が降るので梅雨時期は特に警戒しましょう。
沈下橋について何か動きがあれば、またお伝えさせていただきますね。
沈下橋の場所:広島県福山市駅家町下山守