【京都市東山区】三十三間堂の並びに国際色豊かな楽しいカフェ開店 豆腐サンドやフムス、マフィンが絶品!
京阪電車の七条駅を降り立って三十三間堂の方へ歩いていくと、途中に白壁の美しい蔵があります。この蔵の黒木の風情ある扉の奥でお洒落なカフェ「Shio Veg Cafe」が2024年10月14日も営業をしていました。この地域に昔からある築100年は超える蔵だそうです。この9月2日にオープンしたばかりの店です。
ラインナップは、様々な具材をトッピングしたトーストやサンドイッチ、アラビカ豆100%の珈琲を始めとしたドリンク類が中心です。二人でフムスとマッシュルームのトーストと豆腐サブサンド、エスプレッソとぶどうのスムージー、さらにキャロットマフィンやパンプキンマフィンを注文しました。
フムスとは、中東や地中海沿いの地域で日常的に食べられている伝統的な家庭料理で、ひよこ豆(ガルバンゾ)をメインに、タヒニやレモン汁などの調味料を合わせてペースト状にしたものだそうです。ひよこ豆から一晩漬けこんだ手作りということで、深みのあるしっかりとした味わいの美味さ。マッシュルームとの相性も抜群でした。
温かい内に食べると美味しさがグンとアップするマフィンも甘過ぎない上品な味で絶品です。豆腐サブサンドの木綿豆腐もまるで良質の肉を挟み込んであるようにドレッシングとも絡んで美味。そうなんです。こちらはベジタリアンの店なので。肉や魚は使っていません。それでもこれだけの旨味が出せるのは凄いです。
「Shio Veg Cafe」は、インドのカフェ業界で10年の経験を持ち、いくつもの有名店にレシピを提供するフードコーディネーターのHarsha Sharma(ハルシャ・シャルマ)さんによって設立され、京都の芸術大学に通う予定の娘さんSana Sharma(サナ・シャルマ)さんとの親子で切り盛りされています。
店名には料理の基本の塩を大事にする思いが込められています。明るく楽しいスタッフも徹郎や韓国の香怜、フランス人のナターシャ始め国際色豊か。徹郎さんは大学でサックスを学んでいて、時折、演奏を聞かせてくれることもあるのだとか。
「ベジタリアン料理とビーガン料理の鮮やかな味を幅広い人たちに紹介して、持続可能な環境を作っていきたい」と話すシャルマさん。植物由来の食材をベジタリアンとノンベジタリアンの両方にアピールする多様なメニューが取り揃えられています。東山や三十三間堂に来られたら立ち寄ってみられてはいかがでしょうか!
Shio Veg Cafe(外部リンク)京都市東山区西之門町563 070-9077-3074 shiocafekyoto@gmail.com