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こんにちは、ニシムラマコジです。

これは僕が東京に住んでいた時のことでした。

家の近所の狭い路地を歩いていたところ、向こうから歩いてきた60代くらいに見える女性に道を尋ねられたんですよね。

その近くに流れる川の場所を尋ねられた僕は、だったらこの先の大通りをまっすぐ行ったらそこに着くよと教えてあげました。

やれやれ、これで一件落着…と思いきや、女性からまさかの言葉が飛び出したのです。

「せっかく歩くんだから大きい通りは歩きたくない」

はあ!?

何がせっかくなのか意味不明だし、大きい通りを歩きたくないとかわけがわかりません。

あんたの都合なんて知らねーよ！

思わずそう叫びそうになりましたが、一応大人だったので、そこはぐっと堪え…

気を取り直して、大通りに出ずに済む道を教えてあげることにしました。

ただ、東京のゴチャゴチャした住宅街ですから、大通りに出ないとなると当然その説明は複雑になるわけで…。

すると女性は「そんなに一気に言われてもわからない」とまさかの不満顔。

大通りもダメ、細かい説明もダメ、となるともはや僕にできることはありません。

川の方角を指差し、「だったらあっちの方に適当に進んでください」と伝えることにしました。

ところが女性はその態度が気に入らなかったのでしょう。

顔をしかめたまま、無言でその場を立ち去って行きまして…。

お礼の一言もなし!?

僕の説明が至らなかったのかもしれませんが、親切に教えてあげた結果が、こんな嫌な感じにつながるなんて…。

まさかの結末に、なんで俺がこんな目に遭わなきゃいけないんだと、非常にモヤモヤした次第です。

一体僕はどうしたらよかったんでしょうか？

まあどう動いたところで、このトラブルを避けることはできなかった可能性は高いと思いますけどね。

このように、世間には身勝手な人が少なからずいますが…

自分はこういう身勝手な振る舞いをしないように気をつけて生きていこう。

そんな当たり前のことを心に誓わせてくれた、切ない出来事なのでした。

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■現在や過去に起こった出来事を必死に思い出して発表しています。

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