【東近江市】いよいよ年の瀬。人形供養で知られる長福山大徳寺に、大きな門松が飾られています
長福山大徳寺は1369年(応安2年)に創建された歴史ある臨済宗の禅寺であり、人形供養のお寺としても知られています。
例年、檀家である「造園梶賀」によって制作された大きな門松が、こちらの門前には設置されています。
もっとも2022年末には設置されなかったので、本年のお正月には門松がありませんでした。
そんな長福山大徳寺の門松ですが、今年2023年は復活する運びとなり、11月末に設置作業が進められました。
滋賀県内でもかなり早めに設置されたこちらの門松の高さは、およそ3メートル。土台がこれまでのものよりもしっかりとした作りになっています。
これは冬場は風が強まることも多いため、吹き倒されてしまうことがないようにとの考えから、このような形式になったそうです。
これまでに設置されていた、門よりも高い門松も迫力があってよいものですが、今年の門松も眺めやすい大きさであり、よいものであると思います。
例年と比較すると今年は短めですが、それでも3メートルある門松なので、目の当たりに見れば存在感は十二分です。
年末年始は冬の風物詩が置かれた長福山大徳寺にお参りしてみてはいかがでしょうか。
【長福山大徳寺】
所在地
滋賀県東近江市能登川町378
創建
1369年(応安2年)
電話番号
0748-42-1207