Yahoo!ニュース

【神戸市灘区】朝ドラ「らんまん」。間違いなく天才! でも、博士の生活破綻ぶりが凄い…。六甲高山植物園

よんたん地域ニュースサイト号外NETライター(神戸市)

2023年4月3日からスタートした、NHK2023年度前期 連続テレビ小説らんまん」で、神木隆之介さん演じる主人公・槙野万太郎さんのモデルとなったのが、牧野富太郎博士

現在、六甲高山植物園で、牧野の足あと 神戸で見つける博士と植物博士とてくてくスタンプラリー」が実施されています。

開催日:~2023年7月/2日(日)が、8月15日(火)までに延長

今なら、通常の高山植物に加えて、興味深い展示が行われているので、一粒で二度おいしい場所になっています。

六甲高山植物園

入場すると、六甲高山植物園 園内マップが貰えます。その時々の見頃のお花が記載されているので、要チェックです。

黄色い花は、関西以西に自生地はない「ニッコウキスゲ」。

亜高山帯型の約1,000株が見頃を迎え、6月中旬頃までが見頃。その後は、高原型の約2,000株が6月下旬より咲き始め、7月下旬まで咲き続けるとのことです。

博士の残した、植物絵とともに楽しめます。

世界中のあこがれの高山植物といわれている「ヒマラヤの青いケシ」など珍しい植物。

ショップ アルピコラ・映像館内

ショップの映像館内が、「牧野の足あと ~神戸で見つける博士と植物~」展示室となっています。

館内写真OKです。

牧野式植物図の代表作とも言える「大日本植物志」も展示されています。

NHK「らんまん」のモデルとなった名前・役名・配役を書いておきますね。

モデル:牧野富太郎
役名:牧野万太郎 配役:神木隆之介
モデル:矢田部良吉
役名:田邊彰久(東京大学植物学教室初代教授)配役:要潤
モデル:松村任三
役名:徳永政市(東京大学植物学教室助教授)配役:田中哲司

展示物を読んでいると、牧野富太郎氏は、才能に恵まれた、今でいうギフテッドの人だったのは間違いなさそうです。

その反面、研究の為に現在の金額では億円近い借金を抱えるなど、身内の人間は大変だったようです。

実は、帰って来てから朝井まかて先生が書かれた、「ボタニカ」を読んだんですが…。読むとさらに博士の印象が変わりました。

ただひたすら植物を愛し、その採集と研究、分類に無我夢中。
莫大な借金、学界との 軋轢もなんのその。
すべては「なんとかなるろう!」

貧苦にめげず、不屈の魂で知の 種ボタニカを究め続けた
稀代の植物学者を描く、感動の長編小説。
ボタニカ特設ページ

本を読めば、これから、朝ドラでおきる東京大学から出禁にされるのも理解できます。ましてや、身内だったら超迷惑な人物。でも、とっても魅力的な興味のつきない人物です。

できれば、展示期間中にもう一度、六甲高山植物園に行ってみたい!

知ると朝ドラが、数倍楽しくなりそうな、「六甲山ボタニカルフェア」訪れてみませんか?

【施設情報】
六甲高山植物園
神戸市灘区六甲山町北六甲4512−150

地域ニュースサイト号外NETライター(神戸市)

大学卒業後、コンピューターの講師として13年勤務。のべ4000人以上の社会人教育に携わる。激務の為に体調を壊し退職。その後、結婚相談所のカウンセラーを経て、短時間の派遣業務に従事。その傍らで作成したサイトからの広告収入が旦那の月収を超える快挙を達成!数年ウハウハ生活を送るが介護等で次第に尻つぼみに…。最近の最大の楽しみは、前情報なしに新店舗を見つけること! 特技は、オープン時に店舗を訪れた時に続くお店かどうか高確率でわかること(笑) 2019年7月より、号外ネットの「神戸市灘区 ・東灘区」 担当しています。

よんたんの最近の記事