子供たちとスゴロクをして、なぜか泣きそうになってしまった父。その悲しい理由とは?
_____________________________________________________
次のお話はコチラ↓
【母の身に何かあったらメッチャ泣くと心配した娘。では父の身に何かあった場合は?】
_____________________________________________________
こんにちは、ニシムラマコジです。
それはみんなで某すごろくゲームをやっていた時のことでした。
そのゲームはどれだけお金が稼げるかというのが醍醐味のゲームで、
子供たちは常にお金の増減に一喜一憂し、
後から大逆転できるゲーム性もあって
非常に盛り上がるものでした。
それはとても楽しい時間だったのですが…
残念ながら
そんなゲームをやっていると
ついつい
自分の成功を願うと同時に
他人の失敗を祈りたくなってしまうものですよね?
とは言え大人ならば
たとえ心の中で思っていても
表には出さず、
お互いの健闘を祈り合うものですが…
子供たちは違います。
僕が「6万ドル払う」
というコマに止まった時、
彼らは
「イェーイ!」
と歓声をあげ、
あろうことか
パァン!
と高らかなハイタッチを交わし、
父親の不幸を
小躍りして大喜びし始めたのです。
以前から
舐められまくる人生を歩み続けている僕ですが…
まさかハイタッチまでするほど喜ばれるとは思わなかったので、
少々ド肝を抜かれました。
ちなみに
かーちゃんが全く同じ目に合った場合は、
絶対に
ハイタッチはおろか
歓声をあげることすらせず、
ひたすら同情の目を向ける子供たちです。
この差は一体
いつどのようにして生まれてしまったのでしょうか?
この先僕が
かーちゃんのように恐れられる存在になるのは難しいかもしれませんが…
せめて不幸を喜ばれるような
悲しいポジションからは脱却したい。
そしてもう少し舐められないように生きていきたい。
そんなことを思う父でありました。
まあ…
多分ずっとこのままでしょうけどね…。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
この作品の第一話はコチラ↓
【突然トイレから叫び声が!5歳の息子が思わず声を荒げた「妹の信じがたい行動」とは?】
::::::::::::::::::::::::::
<作者PROFILE>
ニシムラマコジ:ギャグ漫画家。
2歳年下の妻(かーちゃん)に小学校高学年の息子(おーくん)、春に小学校に入学した娘(みーちゃん)がいる。
現在や過去に我が家で起こった出来事を必死に思い出して発表しています。
「おとーちゃんはへこたれまくりWEB」では最新作も公開中!
(全話一覧は→コチラ)
見てね!
::::::::::::::::::::::::::