【育児】母親にやめてと言われても、娘(3歳)が一切聞く耳を持たなかった理由とは?
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こんにちは、ニシムラマコジです。
これは娘が3歳の頃のことでした。
ある日娘が真剣にぬり絵をしていたのですが…
よく見ると、使われていたのはかーちゃんが仕事で使うために大事にしていた蛍光ペンでした。
そんなことを知らない娘はそれはもう豪快に塗りまくっておりまして…
「なくなっちゃうからもうやめて!」
慌てたかーちゃんがそう叫んだのは無理からぬことでした。
ところが…たくさん使うとインクがなくなる、ということなど知らなかったのでしょう。
「なくなっちゃう」と聞いた娘はその瞬間、不思議そうにペンを見つめながら「あるじゃん」と返し…そのままぬり絵を続行したのです。
その後かーちゃんは何度も娘に「なくなっちゃうってのはそういう意味じゃない」と訴え、ペンの使用を止めるよう求めましたが、娘は「あるじゃん」の一点張りで、全くかーちゃんの願いを受け入れることはありませんでした。
確かに目の前にペンがあるわけですからなくなっちゃうと言われてもピンと来ないのはわかります。
だからと言ってかーちゃんのやめろという言葉に動じず自分の道を突き進むなんて…。
幸いしばらくしてから娘がぬり絵に飽きたため、インクがなくなることもなく平和なうちにこの騒動は幕を閉じましたが、娘の堂々たる姿勢に僕が感心したのは言うまでもありません。
あれから数年…
今ではかーちゃんに何か言われるとすぐにビビってしまう娘ですが…
たまには昔のように何か言われても動じることなく振る舞い、かーちゃんを慌てさせ、とーちゃんを感心させるような行動をとってくれたら面白いのにな〜。
そんなことをこっそり期待している父なのでした。
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<登場人物紹介>
とーちゃん:この漫画の作者。家庭内ヒエラルキー最下位。
かーちゃん:作者の2歳年下の妻。ニシムラ家の絶対王者。
おーくん:小学校高学年。ちょっぴり泣き虫な男の子。
みーちゃん:小学校低学年。ちょっぴり気まぐれな女の子。
■現在や過去に我が家で起こった出来事を必死に思い出して発表しています。
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