これ1本で3D音響をハイレベル再生する魔法のサウンドバー!ゼンハイザー アンビオサウンドバー プラス
3D音響とは?
ドルビーアトモスに代表される3Dオーディオというものがありますが、そもそも3Dってどうゆう事かと言いますと・・・
DVD時代から5.1ch等のマルチチャンネルは有名になりましたが、聞こえる音は平面的です。前・横・後ろ・斜めと、各スピーカーから音が聞こえてくる感じ。
が、
例えば現在主流のドルビーアトモスは天井にもスピーカーを配置。
で、ここからが重要なんですが
3Dオーディオは「スピーカーがどこにあるかわからない」感覚に陥ります。
なぜかというと、360度の空間どこからでも音が出ているように出来るからなんです!
音の定位を360度自在に設定出来るんですね〜
ゼンハイザー アンビオサウンドバープラス
そんな3Dオーディオ環境を作るには、本来は対応AVアンプ・基本の5.1ch分のスピーカー+天井に4本以上のスピーカーが必要なのでコストが凄くかかる・・・
しかもそれぞれの規格に合わせた設置が必要なので手間もかかるんです。しんどい。
で、
実は今までも3Dっぽいサウンドバーはあるにはあったんですが、どれもイマイチ。
そこで今回レビューしたゼンハイザーの「アンビオサウンドバープラス」
これが凄かった!
正面・横向き・上向きのスピーカーを複数内蔵し、部屋の構造を測定して
空間に7.1.4ch分のスピーカーを仮想配置!要は音の反射と時間をずらして出力するって仕組
み!
本物ドルビーアトモスと比較
我が家のDENONフラッグシップAVアンプとDALIのスピーカーで構成されたシステムと比べてみました。
・・・。
・・・。
「嘘だろ・・・」
衝撃的でした。だって予算と手間を注ぎ込んで作ったシステムに対し、サウンドバー1本で同じように3Dな音響空間が再現されちゃってるんですもの・・・
飛行機が後方左斜め後ろから右側へ、そして前方左上へぐるっと旋回していく。
バスの天井の上をターミネーターが前方から後方へ歩いていく。
雷の音が現実なのかコンテンツの音なのか区別不能。
戦地で銃弾が文字通り縦横無尽に飛び交う。
といった、映画の中に入り込んだような「体験」が出来るのが3Dオーディオの醍醐味なんですが、それを見事に再現してました。
もちろん本物のアトモス環境の方が、より明確で広大な音場で、音の移動感や広がりは圧倒的ではあります。
でも・・・費用対効果とか手間を考えたら・・・って事ですね!
サブウーファー
オプションでサブウーファーも用意されていて、やはり極低音や音の厚みには欲しいところですが、集合住宅では厳しいかもしれません。
3Dオーディオはわかったけど、肝心の音質はどうなの?
普段のテレビでは3Dは不要だったりしますよね、あとは普通に音楽再生とか。
安心してください。素晴らしい音質です!Bluetoothにも対応してますよ!
低域から高域までフラットで、透明感の高い音質です。
サイズ以上の低音再生能力、ツイーターがないにも関わらず高音の伸びは秀逸。
特に中音域は若干硬めではありますが、価格重視のサウンドバーとは全く別モノの密度感です。
凄い時代になりましたね。マルチチャンネルはその手間と費用から普及が進まず、3Dオーディオの圧倒的な没入感は一部のマニア(私のような)向けになってしまっていました。
今どきはNetflixでもアトモス対応コンテンツは多数あります。
本当に映画や海外ドラマが化けますので、ぜひ「体験」してみてもらいたいサウンドバーでした♪
詳しくは動画でも紹介しています!