【南城市】バタフライピーの青いご飯がインパクト大!「くるくま」の人気急上昇中メニュー
南城市の特産品である「バタフライピー」。数年前からその美しいブルーが「映える」と話題になり、お茶やスイーツに取り入れられ大人気のハーブとなりました。南城市の人気カフェ「くるくま」では、自社栽培のバタフライピーを使った新メニュー「カオ・オップ アンチャン」を2021年3月に開発!インパクトのある見た目も相まって、SNSを通じて人気急上昇中です。バタフライピーの色そのままに「青いご飯」という斬新なデザイン。味はどうなのか気になりますよね。しっかりレポートしてきます!
くるくま訪問は今がねらい目!
タイ料理をメインとした大人気の絶景カフェレストラン「くるくま」。観光シーズンもひと段落した今、ランチタイムを外せば、比較的席を確保しやすい状況になっています。訪れるなら今のうちです。でも事前の電話連絡はしておくの良いかも。
眼前で絶景が楽しめる海側のテラス席は、カフェ利用でのみ楽しめます。癒されたい時は、ちょっとドリンク利用もいいですね~
カオ・オップ アンチャン とは……?
カオ・オップとはタイ語で「蒸しご飯」、アンチャンは「バタフライピー」を意味します。
つまり「カオ・オップ アンチャン」とは「バタフライピーの蒸しご飯」。
シェフのサムランさんが、南城市特産品のバタフライピーを料理に使ってみようと考案したメニューです。バタフライピーの色がそのままご飯に映った鮮やかなブルーのご飯は、写真を撮らずにはいられないインパクト。パプリカと島唐辛子であしらったニコちゃんマークもカワイイです。
ご飯の周りには彩り鮮やかな具材がズラリ。そう、これはタイ料理の「カオ・オップ(蒸しご飯)」を「くるくま」流にアレンジした「カオ・クルック(混ぜご飯)」なのです。
こちらは、甘辛く煮た豚肉。沖縄そばのソーキや魯肉飯(ルーローハン)を彷彿とさせる味わい。丁寧に下ごしらえされているので、全く臭みはなく、柔らかい食感です。豚肉以外に魚(サバ)もあります。
トッピングは、パクチー、卵、きゅうり、しょうが、紫玉ねぎ、レモングラス、島唐辛子、そしてレモン。
どんな味になるのか想像がつかない……
「カオ・オップ アンチャン」とにかく混ぜて食べるべし!
まず気になるのは、ブルーのご飯の味ですよね……ということで、ご飯だけいただいてみました。お、美味しい……!それもそのはず。バタフライピーは日本語では「蝶豆」。つまり豆の味なのです。ほんのり豆の風味が加わって美味しい豆ご飯は、むしろ家で作りたいくらい。
なお、この「カオ・アップ アンチャン」だけでなく、カレーなどご飯が付くメニューについては、50円プラスするとバタフライピーご飯にチェンジできるという裏技を聞き出しました!「青いご飯に挑戦したいけど、今日はカレーが食べたい」そんな方はぜひ!
「どうやって食べるんですか……?」カフェの方にお尋ねすると、
「すべてを混ぜるのが美味しさの秘訣です」との回答。
なるほど。Instagramで食べている写真がない理由がわかりました……映えを捨てることが美味しさへの道です。ということで、ここでは混ぜ切る前の写真をお届け。
辛いのが苦手な方は、唐辛子は外して混ぜましょう。なお、辛いのが好きでも、混ぜが足りないと唐辛子の塊を食べることになります……しっかり混ぜましょう。
混ぜたら上からレモンをキュッと絞ります。
出来上がりは、辛くて、甘くて、酸味もある混ぜご飯。
唐辛子とショウガのタイプの違う辛さ、豚肉と卵の甘み、レモンの酸っぱさと、レモングラスのさわやかさ、そしてキュウリのみずみずしさ……混然一体となった味わいはまさにタイ!!
カラフルで美味しい「カオ・オップ アンチャン」。大満足の味とボリュームでした。
新しい味わいをぜひ楽しんでくださいね!
取材協力:カフェくるくま
「カフェくるくま」の店舗情報
住所:沖縄県南城市知念知念1190
電話:098-949-1189
(受付時間11:00~17:00 予約可能時間帯 11:00~15:30)
営業時間:(平日)11:00~17:00 (土日祝)10:00~18:00
(ラストオーダーは閉店の1時間前まで)
定休日:年中無休
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この記事を作成したクリエイターが主宰する「ちゅらすき」(外部リンク)は、沖縄県の美味しいカフェ・レストランを実際に巡ってレビューするグルメブログです。写真をふんだんに使ってわかりやすく紹介しております。ぜひご覧ください。