睡蓮。画家のモネの作品で、皆さんもご存じではないでしょうか。ところで蓮（ハス）と蓮華（レンゲ）の違いって？普段あまり意識したことがないのですが、蓮は水面から茎が伸び葉も花も水面より高い位置で咲くもの。

蓮華は水面に葉があり水面に花が咲くものをいい別の種類です。

仏教では、その蓮と睡蓮を総称して蓮華と呼んで、泥の中から茎をのばし水面に美しい花を咲かせる蓮華を象徴としています。仏像の台座を蓮華座といいますね。

さて、初夏から花を咲かせ始める睡蓮。英語ではWater Lilyといいます。水のユリ。なんだか素敵なネーミング。どこか幻想的なその水面に咲く花をJR市川大野駅から車で４～５分になる「こざと公園」で見ることができます。

こざと公園は２区画に分かれており、ブックオフ側をこざと北公園、その隣がこざと南公園となっています。北公園は葦が青々と繁っており睡蓮はごく一部に。

睡蓮の群生は南公園がメイン。白とピンクの花を咲かせた睡蓮が。

北公園、南公園とも調整池の周囲に散策路が整備されています。

散策路は木陰が多くあって風があるととても気持ち良い空間。満開にはまだまだですが、紫陽花も花をつけ始めていて、お買いものついでに気軽にお散歩できるところがいいところ。

沿道にも紫陽花が。市川市役所の大野出張所の目の前にある、まさに住宅街のオアシス。

絵画の風景とまではいきませんが睡蓮の花っていいですよ。

【こざと公園】
住所：市川市南大野2丁目