帰ってきた東京マラソン！キプチョゲ選手のシューズは新モデル？
｜2年ぶりの開催、一般ランナーは3年ぶり
待ちに待った東京マラソンが帰ってきた。実に2年ぶりの開催、一般ランナーは3年ぶりの開催2万人近くのランナーが東京の街を走り抜けています。
｜異次元の走りのキプチョゲ選手とコスゲイ選手
男女世界記録保持者キプチョゲ選手とコスゲイ選手が期待通りの走りを見せてくれました。キプチョゲ選手のスピードは時速約21km。100mでは17秒ちょっとを42km維持し続ける速さだけに驚愕です。更に日本最速の夫婦鈴木健吾選手・一山麻緒選手共に日本人一位で完走。鈴木選手のスピードも時速20kmを超える速さ、普通の自転車では追いつきません。
｜市民ランナーも参考になる一定のリズムを刻むキプチョゲ選手
キプチョゲ選手は市民ランナーが参考すべき走りを見せてくれました。それはピッチリズムが同じテンポで走り続ける。鈴木健吾選手も同じように気持ちよいほどテンポが聞こえてきそうな同じタイミング。市民ランナーの多くはリズムの上げ下げがあり、余分な力を使ってしまいます。身体でリズムを取る練習が重要であると改めて思わされしました。
｜キプチョゲ選手シューズはアルファフライ2？
キプチョゲ選手のシューズが気になるところ、厚さは40mm以下のソールの厚さ規制がありますが、WA（※）の規定をクリアすれば新作シューズが履けるルールなので、ナイキのアルファフライは、もしかすると2代目に当たるのではないかと？気になるところ、もし新作であれば商品化することがルールに定められているので、どのようにブラッシュアップされるのか？
今回のマラソンは、外国人ランナーはナイキvsアディダス。同時に日本人女子対決も一山選手ナイキ日本人二位の新谷選手がアディダスと、シューズでもバトルが見られたレース。そんな一流選手と一緒に走れる東京マラソン。一緒の舞台に立ってみませんか？
※新作シューズを着用する場合は、WA（ワールドアスレティックス）に事前の承認を受け、メーカーからAthletic Shoe Availability Schemeに基づき流通されなければならない。
Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行（旅RUNの名付け親）や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書；楽して走ろうフルマラソン（ランナーズ）。フルマラソンスタートBOOK（エイ出版）。目からウロコのフルマラソン完走新常識（実業之日本社）など多数。
テレビ；「ラン×スマ（NHK BS）」「ソレダメ（テレビ東京）」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌；Tarzan（マガジンハウス）ランニングスタイル（エイ出版）MONOQLO（晋遊舎）など、監修
YouTubeチャンネル：ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野
