Yahoo!ニュース

【京都市】東山区 春の風物詩『都をどり』を7年ぶりに本拠地である『祇園甲部歌舞練場』で体験♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

春の風物詩である「都をどり」は、令和5年「都をどり」は7年ぶりに本拠地である『祇園甲部歌舞練場』に還ってきました!

祇園甲部は、京都五花街のうちの一つで最大の花街。

「祇園さん」の名で知られる八坂神社の門前で水茶屋を営業したのが花街の始まりと言われています。

四条花見小路から続くその地域は、一度足を踏み入れると時間も場所も忘れさせてくれます。

四条通り角には、映画やドラマなどでもロケ地使われたり頻繁に名前が出てくるお茶屋「一力」さんもいまだ健在です!

その映画やドラマなどに出ている小道具たちを貸している老舗会社『高津商会』に、「都をどり」の招待状が届き社長から早速取材をしてくるように、と!

ウキウキしながら出かけました。何と言っても、毎日のようにVIPツアー客を連れて通っていた祇園さん、ずっと祇園甲部の歌舞練上が工事中だったので中がどうなるのか興味津々!

お茶券付きのチケットだったので順番通りに通され、舞妓ちゃんたちによるお茶をいただけました。

祇園甲部のマークは、団子!お抹茶の入った器とお皿には団子のマークが!腹ごしらえを終えると食べたあとのお皿はお土産としてお持ち帰りができました♪

そして早速、新しくなった祇園甲部歌舞練場での「都をどり」会場へ♪

東西本願寺から八坂神社まで古今東西の慶事を祝賀する全八景を公演♪

令和5年 2023年 4月1日(土)~4月30日(日)
1日3回公演
1回目12:00~お茶席11:00~
2回目14:20~お茶席13:20~
3回目16:40~お茶席15:40~
祇園甲部歌舞練場;京都市東山区祇園町南側570-2

令和の大改修を経て生まれ変わった新開場・歌舞練場の柿落し公演にして祇園の新時代の幕開けを祝う「都をどり」。

令和5年の「都をどり」は「新華舞台祇園繁栄」と題して行われています。

可愛くて華やかな舞妓ちゃんたちと、可憐で綺麗な芸妓さんたちの祝いの舞は、新しい出発を意味する春にふさわしい公演内容でした♪

四季折々の美しさ、また京都や祇園の名所をセットに、芸舞妓さんたちが素晴らしい衣装に身を包み、小道具を駆使して様々な演目を披露されているのを見れて、また楽器やお唄を身近で聞いたり感じれるのが嬉しかったです。

「みやこをどりは〜よぉいやさぁぁぁぁ〜」♪本当に、華やかな舞に衣装に、小道具たち。セットが豪華絢爛なので、見ていてワクワクし通し♪

祇園の春の風物詞である「都をどり」を是非ご堪能下さいませ♪

都をどり
場所:祇園甲部歌舞練場
京都市東山区祇園町南側570-2
問い合わせ:祇園甲部歌舞会
TEL: 075-541-3391

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

高津商会RICAの最近の記事