渋谷サウナスがまもなくオープン!こだわりぬいた都市型サウナを内部レポ
渋谷区桜丘町にサウナ施設「渋谷SAUNAS(サウナス)」が2022年12月23日(金) に開業予定です。オープンに先駆けて、内部がメディアに公開されました。
『サ道』原作者のタナカカツキさんが総合プロデュース
こちらはサウナ大使でマンガ&エッセイ『サ道』の原作者、タナカカツキさんが総合プロデュースするサウナ施設です(企画・開発は株式会社TOYOKE)。
渋谷駅から徒歩4分のところに位置するこちらは、2024年度の開業を目指している「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」の隣接地で再開発の検討が進む「ネクスト渋谷桜丘地区」にて、再開発が着工するまでの期間、桜丘町の賑わいに貢献するため、東急不動産が中心となりスタートアップ企業の集積を目指して結成したコンソーシアム「Neutral Innovation Base(NIB)」の暫定施設のひとつとなります。
坂の途中に現れる3階建ての建物が「渋谷SAUNAS」。こちらの入口から入りましょう。
1階で受付して階段で2階へ。こちらのスタッフさんから館内着とアメニティなどを受け取ってロッカールームに進みます。
館内には8種類9つのサウナ室と2種類4つの水風呂があり、男女の浴室は東側の「LAMPI(ランピ)」と西側の「WOODS(ウーズ)」に分かれていて、日替わりにすることですべてのサウナ室が楽しめるそうです。
まずはシャワーブースで体を洗います。ちなみにこちらはサウナの専用施設なので、お風呂はありません。
2階フロアは屋内のサウナ室(東側と西側各2室)と水風呂があります。
漆黒に包まれた「MUSTA(ムスタ)」は和の意匠を取り入れたサウナでセルフロウリュが楽しめます。
「MATARA(マタラ)」は寝転ぶことができる浅い水風呂です。
階段を上がった3階フロアは天井がない半屋外になっていて外気浴が楽しめるエリアになっています。
「TEETÄ(テータ=茶)」は胡座になってサウナストーブを囲み、小窓からの景色を愉しめる茶室をイメージしたサウナで、クロモジ茶のアロマを使用しています。
「SOUND(サウンド)」はテレビ東京のドラマ「サ道」で音楽を担当した音楽家とくさしけんごさんと、WHITELIGHTが共同開発したサウンドシステムを搭載。
スピーカー4つとウーファー2つが設置され、ロウリュの熱と音の広がりを考慮して設計された円錐形の反射板が特徴的な音を愉しめるサウナです。
「KERO(ケロ)」は樹齢数百年のフィンランドパインが立ち枯れてできた希少性の高いケロ材を使用したサウナ室です。
サウナ芸人として知られるマグ万平さんら、ウィスキングマイスターによるウィスキングの施術を受けられます。
「TUULI(トゥーリー=風)」は天井が高く、20人程を収容可能な広いサウナ。
アウフギーサー(熱波師)のスター諸星さんらによる、アウフグースが行われるそうです。
さらに注目は3階にある水風呂「SYVÄ(シヴァ=深い)」。
深さは関東最深級を誇る160cm(女性エリアは深さ150cm)となるそうで、階段を降りて頭までしっかりと浸れる水風呂です!
大きなバケツから水が流れ落ちる仕掛けも楽しそう!
3階の外気浴スペースでは、定期的にフィンランドの森を連想させるミスト噴霧が行われて、サウナ、水風呂、外気浴を心地よく満喫できる空間になってます。
これはととのわずにはいられません!
サウナ後は1階と中2階のオープンエリアへ。
こちらは館内着のまま利用できるワークスペースと予約制の会議室(2部屋)もあり、ミシュラン2つ星の精進料理 醍醐 四代目 野村祐介さん監修のヴィーガンレストランが併設していて、ヴィーガンカレーや全粒粉のクラフトドーナツ、焼きネギ塩醤油ラーメンなどが楽しめます。
1階には外にもイスとテーブルがあり、こちらでも作業や食事が楽しめそうですね!
総合プロデュースした『サ道』原作者のタナカカツキさんは「理想的なサウナを作りませんか?と言われ、理想のまま妥協なくサウナに特化した施設を作ることが叶いました。サウナを自然体験と考えると都市にこそサウナが必要です。『感覚が満たされる』そんな体験が提供できれば」と話していました。
渋谷のど真ん中にありながらも静かに外気浴が楽しめ、コワーキングスペースやミーティングスペースも併設するなど、休息と新たなコミュニケーションの場となる渋谷の新たな新スポットとなりそうです。
渋谷サウナス 施設概要
開業日:2022年12月23日(金)
所在地:東京都渋谷区桜丘町18-9
営業時間:8:00〜24:00 ※不定休
入場料:月〜金3,080円税込 土日祝3,850円税込
※当面の間、営業時間は8:00〜23:00を予定。予約制。
渋谷SAUNAS(サウナス)公式サイト(外部サイト)