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成吉思汗だるまが上野御徒町に出店!札幌ススキノで70年愛されるジンギスカンが東京初上陸

中川マナブ東京街歩き研究家

1954年創業。札幌で70年愛されている老舗ジンギスカン専門店「成吉思汗だるま」が、東京に初進出しました。

7月14日にオープンした「成吉思汗だるま 上野御徒町店」は、札幌ススキノ本店の雰囲気をそのまま再現し、東京のジンギスカンファンに北海道の本場の味を提供しています。今回はメディア向けの試食会を取材して「成吉思汗だるま」の魅力を探ってきました。

2階席は馬蹄形のカウンター席
2階席は馬蹄形のカウンター席

店内は1階(8席)と2階(15席)に分かれています。特に2階席は本店と同じ馬蹄形のカウンター席で札幌のお店の雰囲気をそのまま感じられます。

(左上から)成吉思汗、ヒレ肉、上肉(手前)
(左上から)成吉思汗、ヒレ肉、上肉(手前)

肉メニューは、看板商品の「成吉思汗(ジンギスカン)」をはじめ、「上肉」「ヒレ肉」の3種類です。

ニュージランド産とオーストラリア産のマトンを使用していて、冷凍せずに鮮度を保ったまま提供されるため、その新鮮さが際立っています。

メニュー
メニュー

サイドメニューも充実しており、「ママの手作りキムチ」や「チャンジャ」、「韓国のり」などが楽しめます。ドリンクには「サッポロクラシック」や「北海道余市ワイン」、「りんごのほっぺ 酎ハイ」など、北海道名物も豊富に取り揃えられています。

いい香りが漂います
いい香りが漂います

ジンギスカン鍋に敷かれた玉ねぎや長ネギに、脂がたっぷり染み込んだ「やわらかな」の羊肉を焼き、二代目女将が仕込むお店特製のタレでいただくと、香ばしい香りとともに口いっぱいに旨味が広がりました。

やわらかな「上ロース」
やわらかな「上ロース」

特に穀物飼育の羊を使用しているという「上ロース」は、やわらかで脂身も適度に多く、クセも抑えめで上品な脂が特徴的です。

〆のお茶漬け
〆のお茶漬け

食後の〆は「成吉思汗だるま」の常連さんたちに人気の「〆のお茶漬け」

ライスに番茶をかけてさらに秘伝をタレをかければ出来上がり!意外とさっぱりとしていて〆にうってつけです。

成吉思汗だるま 上野御徒町店 外観
成吉思汗だるま 上野御徒町店 外観

成吉思汗だるま 取締役副社長の金有燮さんは「チルド技術の向上で肉の鮮度を落とさずに輸送が可能になったことで東京進出を決意した」とそのこだわりを話しました。

札幌のお店をできるだけ再現したということもあり、以前お店に行った方なら懐かしさを感じる方も多いことでしょう。

スタッフさんも現地で長年務めた方が多く、親しみのわく接客もポイントのひとつです。

オープン以来すでに多くのお客さんが来店していることから、今後は整理券システムを導入し、食事時間を1時間に設定することでより多くのお客さんに楽しんでもらえるよう努めるとしています。

東京でも北海道の本場のジンギスカンを味わいたい方にとっては要チェックな新スポットとなりそうです。

成吉思汗だるま 上野御徒町店
所在地:東京都文京区湯島3-41-5
営業時間:17:00〜23:00
店休日:なし
アクセス:東京メトロ銀座線「上野広小路駅」、都営大江戸線「上野御徒町駅」から徒歩2分
だるま 上野御徒町店 | 札幌ジンギスカン だるま(公式サイト)

※取材では成吉思汗だるま 上野御徒町店のご協力により、試食会でのお食事を無償で提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。

東京街歩き研究家

累計800万PVの「東京散歩ぽ」ブロガー / 旅ライター / 東京街歩き研究家 。 初の著書「東京の懐かしくて新しい暮らし365日(自由国民社 刊)」2刷1.7万部/夫婦で日本中の観光名所、グルメスポットを散歩してお出かけの「キッカケ」を発信。

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