京王線の千歳烏山駅の近くに、多くのお寺が集まる場所があります。とても雰囲気が良い場所だと聞き、今回訪れてみました。

千歳烏山駅の横にある烏山区民センターの広場に、今回訪れた「烏山寺町」について案内板がありました。説明書きによると、関東大震災の影響で都心にあった寺院がこの烏山へ移転してきたのが寺町のおこりだそう。現在、26のお寺が集まり寺町を形成しているそうで、特に東京でこれだけ多くのお寺が集まっている地域はなかなか無いのかなと思います。

というわけで早速、寺町に向かいます。駅からこちらの交差点まで歩いてきました。正面に見えている道をまっすぐ歩いていきます。

途中、寺町の案内地図がお店の壁に書いてある石材屋さんも見かけつつ道なりに進み、寺町の地域に入ってきました。一見すると住宅地のように思いましたが、歩いていくと、塀や生垣の合間に立派なお堂や門、境内の木々が見え隠れして、はたまた京都や鎌倉にもありそうな佇まいのお寺もあり、閑静な住宅地とはまた違う厳かながら居心地良い落ち着いた雰囲気が感じられます。

世田谷区ホームページ内「烏山寺町」によると、寺町通り区民集会所(北烏山5-1-4)では烏山寺町に関する資料が展示されており、散策マップも配布しているとのこと。各お寺の見どころなどを知ることができると烏山地区の区職員の方はおっしゃっていました。※散策マップは同ホームページ内でも閲覧可能です。

千歳烏山駅から烏山寺町まで、歩いて15分ほど。ぜひ駅周辺の活気ある商店街散策に加えて、ちょっと足を伸ばして寺町を散策してみてはいかがでしょうか？

◆参考サイト

世田谷区公式ホームページ:烏山寺町