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【周南市】茶葉と抹茶を練り込んだ氷と和三盆のかき氷。 老舗「河村玉煎堂」で溶ける夏に格別な清涼感を。

はるあき地域ニュースサイト号外NETライター(周南市など)

今回は周南市の「河村玉煎堂」のご紹介です。

「河村玉煎堂」は徳山駅北口からほど近い、昔ながらの雰囲気が漂う商店街・中央街にあるお茶屋さんです。

何度もお見かけはしていたお店ですが、2023年8月に初めてお邪魔してみることに。

実は、ちょっと前から気になっていたんです。

何が気になったかというと…。

こちら。抹茶かき氷です( 500円)。

お茶屋さんの抹茶かき氷…。ポスターを見ると、普通とはちょっと違う感じです。

どんなお味なのか楽しみ。早速、注文してみましたよ。

その場で削ってくれるかき氷。

お茶の色が濃くて、涼やかな見た目。小豆も添えられています。

下の方にシロップがあるそうで、混ぜて食べることをおススメしていただきました。

ふわふわの氷は口に含むとすっとなくなります。

そして、見えますか? お茶の葉の繊維があるんですよ。

このかき氷に使用されている氷は、お茶の葉と抹茶を閉じ込めた特別な「千利氷」です。

初めて見た! こんなのあるんですね。

この氷を使ったかき氷は3年ほど前から販売されているそうですよ。

食べると、贅沢に抹茶を感じることが出来ます。最後は冷え冷えの抹茶ドリンクのようで、これまた美味。

そして、和三盆が使用されているので、本当にすっきりした嫌味のない甘さ。食べた後の清涼感は格別です。

小豆もアクセントで良い感じ。

これはお茶屋さんだからこそのものですね。

そして、かき氷を待っている間に発見したのが「グリーンソフト」。

こちらは河村玉煎堂さんが、近鉄松下百貨店でソフトクリームを販売されていた時にご縁があった和歌山の会社から取り寄せているものなのだとか。

こんな商品があったなんて。

すごく気になる。かき氷を食べた後ですが、こちらも購入してみました。

レトロ感のあるかわいいパッケージを開けると、これまたかわいい包み。

それを開くと、ソフトが現れるのかな…と思いきや、上も下もコーンで覆われていました…。

上のコーンをむしりながら食べていくと、淡いグリーンのソフトが登場。

やっと会えた!

パクっと食べると、懐かしくてほっとする味。

見た目も可愛いので、お風呂上りのおばあちゃんなどが買っていかれることも多い、密かな人気商品だそうです。

筆者がいただいた2つの商品は季節限定。大体6月~9月頃まで販売されるそうです。

ただ、千利氷を使ったかき氷は無くなり次第終了だそうなので、気になる方は早めがおすすめです。

子どもがいたので、塩みかん飴を下さいました。
子どもがいたので、塩みかん飴を下さいました。

かき氷を食べた後に試飲用のお茶を下さったのですが、それがよく冷えていて生き返りました。

きれいなグリーンで、変なえぐみなどがなく、まろやかな味わい…。

日頃コーヒーばかり飲んでいるので、日本茶の美味しさが新鮮でした。

初めてお邪魔した「河村玉煎堂」。

日本のお茶の魅力を色々な形で改めて感じることが出来たように思います。

お邪魔する前は敷居が高いのかな…と少し不安でしたが、店主さんは柔らかく気さくな雰囲気。色々なことを教えて下さいました。

ムシムシ、じりじり暑くて溶けそうな毎日。

皆様も老舗お茶屋さんの冷たいスイーツで涼を感じてみてはいかがでしょう。どちらも周南エリアでは珍しい商品だと思いますよ。

【店舗情報】
店名:河村玉煎堂
所在地:〒745-0032 山口県周南市銀座1丁目19

地域ニュースサイト号外NETライター(周南市など)

山口県の周南市、下松市、光市を担当しているはるあきです。 周南市、下松市、光市ってどんなところ?ずっと暮らしていても、口ごもってしまいます。一言では伝えられませんが、こんなに素敵で楽しいことがあるのに知らないままなんてもったいない!そんな気持ちで地域の情報を発信していくので、チラッとでも覗いて頂けるとうれしいです。

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