【飯田市・座光寺】充電旅のロケ地になっていた元善光寺でお戒壇巡りを体験!
2023年6月、テレ東系の人気番組「出川哲郎の充電させてもらえませんか? 信州スペシャル」で、諏訪湖~天竜峡の旅が放送されました。元善光寺にもスイカヘルメットをかぶった出川さんたちが来ていたため、ひと目見ようとたくさんの方が集まっていましたね!
全国ネットではすでに放送済みの回ですが、飯田市での放送予定日はSBC信越放送の6月24日(土)12時10分~。今回は、ロケ地になっていた元善光寺を訪ねてレポートします。
元善光寺ってどんなお寺?
1400年以上の歴史を持つ名刹です。
元善光寺は、長野市の善光寺と同じく、数え年で7年に1度、御本尊の御開帳が行われるなど善光寺と切っても切れぬ縁を持っています。
日本最古の仏様とされている善光寺のご本尊「一光三尊阿弥陀如来」の由来をたどってみると、信州麻績の里(現在の飯田市座光寺)出身の本多善光にたどり着きます。本多善光が難波に出向いた際に、一度は難波の堀江に打ち捨てられてしまっていた仏様を見つけて拾い上げ、背負い帰ってきたのが「一光三尊阿弥陀如来」だったそう。はじめは本多善光の地元である元善光寺に奉ったものの、その41年後、皇極天皇二年に仏勅によって長野市に遷されることになったのだそうです。このエピソードから、善光寺と元善光寺は、同じ御本尊を奉った歴史を持つ、という伝承が残っていることがわかりますね。
こうした由来を元に、元善光寺のパンフレットにも記されているこのフレーズが生まれたのでしょう。古くから多くの参拝者を集める元善光寺は、現在も立派な本堂と境内を持ち、多くの人々の信仰を集めています。
・必見!元善光寺のビー玉が入った手水(ちょうず)
コロナ禍が終息を迎え、一時期ストップしていた手水を再開したときに、このビー玉手水を始めたのだそうです。
日差しが強くなってきた今の時分には、陽の光にビー玉がキラキラ輝いて格別の美しさが楽しめますよ。
・覚悟を決めて挑戦したい! 元善光寺のお戒壇巡り(おかいだんめぐり)
元善光寺の本堂では、お戒壇巡りを無料で体験することができます。出川哲郎さん、狩野英孝さんも経験されていましたね。
私も体験してみました。正直なところ真っ暗の概念を…なめていました。本当に暗いです。
目を開けていても暗い。電気のある生活に慣れていると、ここ数十年単位で真の闇を経験したことがないことに気が付きました。この真の暗闇の中を手探りだけを頼りに進み、御本尊様の真下に位置する錠前に触れることで、御本尊様とより深いご縁を結ぶのが、このお戒壇巡りの目的です。
また、お戒壇巡りは、仏様の胎内巡りと同義とされていて、新たな自分に生まれ変わるという意味合いも持っているのだそう。
真の暗闇を前に、ワーキャー進むのも楽しいですが、自分自身と向き合う覚悟を決めて、一歩一歩歩いてみるのも良い経験になるのではないでしょうか。(私は、それ以前に怖すぎて声が出ませんでしたが。。)
・豊富にそろうお守りをチェックしよう!
お戒壇巡りで探した錠前を模したお守りなど、元善光寺にはたくさんのお守りが販売されています。自分にあったお守りを探して身につけてみてはいかがでしょうか。おみやげにしても良さそうですね。
元善光寺を写真で紹介
紹介しきれなかった元善光寺の境内で撮影した写真を、以下でご紹介していきます。
元善光寺は子供連れの家族でも楽しめますよ!
地元がテレビに映るとなんだがワクワクしてしまいますよね。有名人も訪れた元善光寺に、このタイミングで訪れてみてはいかがでしょうか?
・元善光寺の境内には公園もあります
元善光寺の広い敷地の中には、なんと複合遊具を兼ね備えた公園もあります。お寺の参拝は子供にとっては退屈かもしれませんが、ここならお参りのあとに、子どもが思いっきり遊ぶこともできますよ。
元善光寺
住所/〒395-0001 長野県飯田市座光寺2638
電話番号/0265-23-2525
営業時間/境内自由、宝物殿は9:00~16:00(閉館16:30)、12~2月は9:00~15:30(閉館16:00)
定休日/御本堂は定休日なし、宝物殿は年末年始(12/30~1/3)と節分(2/3)
駐車場/あり
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