猫と『ハロウィンを過ごす』ときの注意点4つ!猫に配慮したハロウィンを過ごそう!
ハロウィンのシーズンには仮装やデコレーション、特別なおやつなど多くの楽しみがありますが、猫にとっては新しい環境や音、装飾に戸惑うことがあるかもしれません。
そのため飼い主は人間が楽しむ事だけを考えるのではなく、猫への配慮も忘れないようにしましょう。
1.猫とハロウィンを過ごすときの注意点4つ
1‐1.誤飲・誤食
猫とハロウィンを過ごすときに、とくに注意してほしいのが「誤飲・誤食」です。
ハロウィン中は猫が装飾品やお菓子などを誤って飲み込む、あるいは食べてしまう危険性が高まります。
特に装飾に使用される小さな飾りやラメやリボンなどは、猫の好奇心を引きやすいので要注意。
これらの物を誤って飲み込んでしまうと、消化器官に詰まったりして手術が必要となる場合もあります。
またハロウィンのお菓子に含まれるチョコレートやキシリトールなどにも、注意を払いましょう。
これらは猫に有害な成分であり、摂取すると中毒症状を引き起こす場合があります。
ハロウィンを楽しむときは猫が装飾品や危険な食品を口にしないよう、十分気をつけてください。
【ひとこと】愛猫はオーナメントが大好きです。
1‐2.隠れ家を用意する
ハロウィンは普段とは異なる雰囲気や来客などで、猫がストレスを感じやすい時期でもあります。
そのため猫が安心して過ごせる、隠れ家を用意してあげましょう。隠れ家は、猫が周囲の状況から自由に退避できる安全な場所として機能します。
理想的な隠れ家は、普段から猫がくつろいでいる場所に設置されたもの。たとえばキャットタワーの上段や、高い場所に設置された猫ベッド、暗くて狭い箱の中などが適しています。
また隠れ家を設置する際は、そこに猫のお気に入りのブランケットやクッションを入れたり、普段使っているおもちゃを置いたりして、より安心感を与えられるようにしましょう!
そして重要なのは一度猫が隠れ家に入ったら、その場所を刺激しないことです。無理に引っ張り出したり、遊びに誘ったりすることは避けてくださいね。
ハロウィンパーティーなどで来客がある場合は、事前に隠れ家のある部屋を来客禁止エリアとして設定し、猫が確実に落ち着ける場所を確保してあげてください。
【ひとこと】愛猫は若いときは隠れ家から出てきませんでしたが、シニアになってからは一緒にパーティーを楽しむようになりました(笑)
1‐3.猫に仮装を強制させない
ハロウィンシーズンになると、かわいい仮装をした猫の写真がSNSでみられるようになりますが、愛猫への仮装は慎重に考えましょう。
猫の多くは、体に何かを着けることを好みません。そのため体を押さえつけられて無理やり仮装させるのは、猫にとって不安や恐怖を感じる体験になります。
猫が仮装を嫌がるサインには、耳を後ろに倒す・尻尾を激しく振る・うなる・逃げ出そうとするなどの行動があるので、これらの兆候が見られた場合はすぐに仮装を中止しましょう。
たとえSNSで映える写真を撮りたいという気持ちがあっても、猫の気持ちを最優先に考えることが大切です。
なお仮装写真を撮影したい場合は、まず猫がリラックスしている状態で、短時間で行うことをおすすめします。
また首輪タイプの簡単な装飾や、ハロウィン柄のベッドを用意するなど、猫への負担が少ない方法を選択するのもひとつです。
猫との記念撮影は、あくまでも猫がストレスを感じない範囲で楽しむようにしてくださいね。
【ひとこと】我が家はガチャガチャでゲットできる、猫用帽子?をかぶせて写真を撮りました!
1‐4.後片付けもきちんとする
ハロウィンの楽しい時間が終わった後は、後片付けも忘れてはいけません。
装飾品や余ったお菓子をそのまま放置してしまうと、猫が誤って食べたり、絡まったりする危険があるためです。
猫は好奇心旺盛な動物なので、気づかないような小さなものでも見つけて遊びだしてしまう可能性があります。
そのため後片付けの際は、床に落ちている小さなゴミや装飾の破片も丁寧に掃除しましょう!
そして全ての装飾品は、次のハロウィンまで猫の手の届かない場所にしっかりと保管してくださいね。
【ひとこと】我が家の場合、ハロウィンの片付け後はすぐにクリスマスの準備です。またきっちり猫対策をしないといけません…。
2.まとめ
猫との暮らしでは、「かわいい」や「楽しい」だけでなく、「安全」という視点も非常に重要です。
ぜひこの記事で紹介した注意点を参考に、愛猫と素敵なハロウィンの思い出を作ってくださいね。