中国語で「軽食」や「間食」という意味の「点心」。豪快な大皿料理の中華も人気ですが、焼いたり、蒸したり、茹でたり、揚げたり、さまざまな調理法で作られた料理を少しずつ楽しめる点心は、いろいろなお料理を味わいたい人にぴったり。日本人にも人気な点心を専門に作る点心師が開く中華料理のお店があります。

阪急宝塚線「岡町駅」から商店街側とは逆の西出口から徒歩1分のところにある『中華菜房　古谷』。2012年にオープンし、10年間親しまれているお店です。

落ち着いた雰囲気の店内は、家族やお友達とゆったりとした時間が過ごせそう。日頃の食事はもちろんお祝い事や記念日にもおすすめなお店です。法要や会食にも利用でき、要望に応じてレイアウトも変えてくれるそう。

カウンター席もあるので、1人でも気軽に訪れることができます。目の前の厨房から聞こえる音と香りを楽しめる贅沢な席です。

ランチは『ランチ飲茶コース』（2,600円・税込）と『プレミアムランチ飲茶コース』（3,900円・税込）の2種類。『プレミアムランチ飲茶コース』は2名利用から受付です。どちらも点心が中心のコースです。写真は『ランチ飲茶コース』の前菜3種盛り。

シェフが北京で学んだという白湯スープを使用したこだわりのスープ。500円追加するとフカヒレスープに変更できます

そしてメインは、点心を専門に勉強し有名ホテルで「点心師」として腕を振るわれたシェフ自慢の点心！冷凍や作り置きをせずに、その日に作られたできたての点心を提供することにこだわっているのだとか。お客の食事のペースによって点心が作られるので、常にアツアツの出来立てがいただけます。

次々とやってくる点心は、皮はモチモチで中身はプリプリ。サイドメニューに思われがちな点心ですが、『中華菜房　古谷』ではしっかりとメイン料理です。

点心にも季節感をと、季節の野菜を取り入れた点心が味わえます。メニューもあえて公表せずにその日に仕入れた食材で作られるそうなので、どんな点心がでてくるかは、その日のお楽しみです。

優しいスープのお粥はお食事の最後にピッタリ。味わい深いスープが染み渡ります。

そして最後のお楽しみは杏仁豆腐と中華菓子。一つ一つ丁寧に作られたお料理は最後の最後までどれをとっても大満足。夜は、点心だけに限らない北京仕込みのいろいろなお料理がいただけるそうですよ。ぜひ訪れてみてください。

【店舗名】中華菜房　古谷

【住所】大阪府豊中市岡町南1-1-22

【電話番号】050-5488-4734

【営業時間】

ランチ　11:30～14:00（L.O.13:00）

ディナー　17:30～20:00（L.O.19:30）

【定休日】水曜日・年末年始

詳細はホームページ・Instagramをご覧ください。