気がつくと日が落ちるのが早くなり、まだまだ暑いながらふとした時に夏の終わりを感じる今日この頃。それでもまだまだ、花火大会の開催は続きます。花火大会に行きそびれたな、まだまだ見たりないな、という方、この週末も花火に出かけましょう！

※掲載内容は記事執筆時点のものです。最新の情報を公式サイト等でご確認ください。

8月24日（土）

須賀川市釈迦堂川花火大会（福島）

福島県のJR須賀川駅にもほど近い釈迦堂川で打ち上げられる花火大会。思いを込めたメッセージとともに上がる「メモリアル花火」に始まり、音楽創造花火やミュージックスターマイン、全国の煙火店の作品を打ち上げる「日本の花火」など、最大尺玉を含む多彩なプログラムが楽しめます。

有料観覧席も販売されていますが、記事執筆時点でイス席のみまだ若干の残席がありました。当日券は販売状況により販売されない可能性があるので、前売り券を購入するほうが確実ですし、価格もお得。公式WEBチケット販売サービスからオンラインで購入可能です（受け取りは全国のセブンイレブン・ファミリーマート）。

おぢやまつり大花火大会（新潟）

新潟県の中部に位置する小千谷市は、錦鯉や「へぎそば」で知られる町。「おぢやまつり」は金曜日～日曜日の3日間にかけて開催される小千谷市最大のお祭りで、その2日目に花火大会が行われます。

小千谷市の花火といえば、越後三大花火の「片貝まつり」の花火大会が有名ですが、小千谷市の中心部で開催される「おぢやまつり」の大花火大会も10号玉の連打など豪華な打ち上げで、大玉の多さはさすが新潟！　20号玉（2尺玉）も複数上がります。

高崎まつり 大花火大会（群馬）

8月最終の土日に開催される「高崎まつり」の初日、8月24日（土）に大花火大会が開催されます。北関東でも有数の規模を誇る約15000発の打ち上げを予定。24日の日中も神輿や山車の巡行など様々な行事が行われているので、早めに行ってお祭りを楽しむのもおすすめです。

有料観覧エリアは打ち上げ場所に近く、迫力ある花火が楽しめます。エリア内自由席で、大人1人3000円（高校生以下2000円、チケット購入者同伴の未就学児は無料）とリーズナブル。カメラマン席（8000円）含め、記事執筆時点でまだ購入可能となっていました。また、無料観覧エリアも広く確保されています。場所取り開始可能時間等については公式サイトをご確認ください。

市川市民納涼花火大会（千葉）

市川市の江戸川河川敷で開催される花火大会。名物の5秒1000発のオープニングに始まり、「富士の大仕掛け」や、都市部では少ない8号玉の打ち上げなど、多彩なプログラムが続きます。

有料観覧席は完売しています。無料で観覧する場合、場所取りなどについて公式サイトに注意が掲載されているので、ご確認の上でお出かけください。都市部の花火大会は帰路の駅が大混雑します。公式サイトには帰路の注意点なども書かれているので、参考にして移動してくださいね。

泉州夢花火 in 泉南（大阪）

大阪府の南、泉南市で開催される花火大会。関西国際空港対岸の「SENNAN LONG PARK」を舞台に、海上に台船を浮かべて、関西では数少ない、尺玉（10号玉）も交えた打ち上げを行います。また2023年に好評だったドローンショーを今年も実施！500機のドローンで夜空に様々なアート作品を描きます。

多くのチケットが完売していますが、記事執筆時点でパイプ椅子席のみ各種プレイガイドで購入可能となっていました。売り切れ次第終了なので、お早めに。

かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会（鹿児島）

鹿児島市の、桜島を臨む鹿児島港のウォーターフロントパークにて開催される花火大会。九州最大級というその規模もさることながら、二尺玉同時打上など、全国でもあまり見られない打ち上げを実施します。2024年は能登半島地震復興祈念花火も打ち上げます。

有料観覧席もまだ一部の席種は若干購入可能です。開催当日18時までの販売ですが、売り切れ次第終了なので、ご検討はお早めに。

8月25日（日）

阿賀野川ござれや花火（新潟）

新潟市北区の阿賀野川で打ち上げられる花火大会。川に台船を浮かべ、新潟らしく大玉多めで最大2尺玉が打ち上げられます。「ござれや花火」とは耳慣れない名称ですが、「ござれや」は方言で「おいでください」の意味。各地からの訪問者を歓迎する意味が込められています。今年は50回記念大会ということで、特別企画も用意されています！

有料観覧席の事前販売は終了していますが、当日券（自由席）の販売が予定されています。会場本部近くの自由席受付テントにて、8月25日18:30より販売予定。なくなり次第終了なので、希望の方はお早めに。現金のみでの支払いとなります。

8月31日（土）

全国花火競技大会（大曲の花火）（秋田）

日本三大花火の１つに数えられる、秋田県大仙市で開催される「全国花火競技大会」は「大曲の花火」の名称でも知られています。全国から28の煙火店が集まり、昼花火・10号芯入割物・10号自由玉・創造花火の4種目を競います。花火の匠が打ち上げる、最高の技術と表現を堪能できます。

有料観覧席の販売は8月18日で終了しており、当日券の販売については公式サイトに記載がありません。会場内には無料観覧エリアはないので、会場外でも見ようと思う方は、十分下調べをしたうえでお出かけください。ツアーであれば、記事執筆時点でまだ募集中のところもありました。東京方面からの新幹線もすでにほぼ満席なので、交通手段の手配が難しい方もツアーがおすすめです。

3市連携利根川花火大会（群馬・埼玉）

隣接する群馬県伊勢崎市・埼玉県本庄市・深谷市が、各市の様々な周年事業が重なる2024年に連携事業として企画した花火大会。打ち上げは各市の境界にある利根川の河川敷のうち、伊勢崎市ラグビー場周辺で行い、各市から花火を楽しめるようにしています。有料観覧席は設けられていないので、観覧可能場所やアクセスを各市のHPなどでご確認ください。

最大尺玉（10号玉）までを打ち上げ、芸術玉30発、スターマインや型物花火などの打ち上げを予定しています。各市の記念スターマインはどのように表現してくるか、必見です！

おおいた「夢」花火（大分）

大分市内での大きな花火大会がコロナ禍により中止になって以降開催されなくなったことから、新たに企画された花火大会。クラウドファウンディングなども活用し、開催へとつなげました。今後の継続を目指す第一歩となる大切な花火大会です。

有料観覧区画の販売は終了していますが、大分川弁天大橋左岸の一部エリアやジェイリーススタジアムでも無料観覧可能とのこと。混雑が予想されるので、公式サイトや公式SNSの情報を確認の上でお出かけください。

8月24日（土）・25日（日）については雨が予想されるところもあるので、天気予報にご注意ください。
開催の判断などは、各主催団体の公式サイトや公式SNSで告知されることが多いので、必ず確認を。公式SNSがあればフォローしておくことをお勧めします。