お散歩ライターの石井つかさです。

2024年5月30日に城南区荒江に開店したラーメン屋さん『博多ラーメン はむ太』に行ってきました。色んなお店で修行したというラーメン店なので非常に気になるお店です。

開店して数ヶ月経ちますが、遅い時間だったので待たずに入った店内は明るく清潔感があります。座席はカウンターのみの10席で広くはないですが、狭くもなく「ちょうど良い」感じです。

初めてのお店なので、最初にメニューをじっくり眺めてみます。

おつまみ系が充実しています。居酒屋需要にも対応できるような配慮を感じます。アルコール類も充実しているので、いつものようにビールからです。ビール（税込600円）を注文したら、アサヒかキリンか尋ねられます。筆者はキリンをお願いしました。

ビール用のグラスがキンキンに冷えているようです。こだわりを感じます。

ビールを飲みながら何を注文するかを決めます。飲みながらメニューを眺める時間は至福の時間ですね。

この日は2人でお邪魔したので、半焼きセット（税込1080円）にトッピングでワンタン（税込250円）とラーメン（税込680円）、餃子5個（税込250円）を注文しました。

ビールを飲みながら待っていたら最初に到着したのは餃子でした。

いわゆる博多の「ひとくち餃子」で小ぶりですが、焼きたて熱々なので、いきなり口に入れると火傷するかもしれませんので注意が必要です。まずは何もつけずに食べてみると、中の餡にしっかり味がついているので餃子のタレはなくても問題ありませんでした。

少し待っているとラーメンとチャーハンの到着です。半チャーハンと書いてあったはずなのに量が多いので間違えてると思い声をかけると、これが半チャーハンということでした。普通に1人前の量があります。

チャーハンはパラパラ系で、中にチャーシューを刻んだものが入っています。

ラーメンは浅葱（小口ネギ）がたっぷり入っています。筆者はネギ好きなのでポイント高いです。スープから飲んでみると油強めのしっかり系豚骨で、大将が修行した中では中央区薬院にある「八ちゃん」に近いかなという感じです。

麺は博多ラーメンの定番細麺ストレートで、しっかりめのスープによく合います。

はむ太さんは、テーブル調味料も充実していて味変しながら食べることが出来ますが、筆者は味変することなく最後まで美味しくいただきました。

テーブル調味料は、ラーメンのタレ・餃子のタレ・ラー油・にんにく・胡麻と高菜、紅生姜が置いてあります。

高菜が置いてあるのが嬉しいですね。ビールのお供でもいいし、ラーメンに入れてもご飯に乗せても美味しくいただけます。

はむ太さんは2024年5月30日に開店したのですが、開店してすぐに「スープ調整のため休業します」との貼り紙を出して、しばらく休業していました。開店した直後の出来事だったので、不思議に思い、大将の有吉さんに聞いてみると、言葉通り「スープに納得が出来なかった」という、なんともストイック極まりない事情でした。今も100点のスープだとは思っていないとのことで、ストイックな大将の修行は、まだまだ続くようです。

ちなみに、この『はむ太』という店名は大将がご飯を食べる時にハムスターのように頬張って食べるのが由来だと奥さんが笑って話てくれました。