令和な「うる星やつら」の昭和感!を若い世代はどうおもうんでしょう〜パンケーキアートで徒然に…
みなさんこんにちは、もしくはこんばんは、オタクシェフ稲垣(パンケーキアート職人)です。秋アニメももりあがっておりますね。スパイファミリーの2クール目やチェンソーマンが話題ですがワタクシ世代はなんといってもこれ。
(注:画像は焼き色だけで仕上げたパンケーキ、パンケーキアートというものです)
うる星やつらでしょう。昭和を代表するオタクにもっとも好まれたというキャラクターであるところのラムちゃん。いまの子達にはごくあたりまえになった学園コメディですね。高橋留美子先生的にはラブコメというジャンルにはならない気がします。
あの可愛かったラムちゃんが令和になってさらに可愛く…(キャラデザもおそ松さんや四畳半神話大系などで有名な方です)担当声優さんも上坂すみれさん、ということで既にマシマシ状態なわけですが、他の声優さんもえらい豪華で、諸星あたるに神谷浩史さん、しのぶ役に内田真礼さん、そして面堂太郎にはあの宮野真守節が炸裂という…どえらいことになっております。
そしてあたるの父に昭和版であたるを演じていた古川登志夫さんだったりラムママに我らがラムちゃんを演じていた平野文さん…さらにサブキャラ(といっては失礼ですが)の皆様も沢城みゆきさん、花澤香菜さん、早見沙織さん、水樹奈々さん…いやいやこれでもかぁ!という状況です。そして先日オンエアされたクラマ姫回のカラス天狗達それぞれが実にものすごい布陣でもありました。びっくりしました。今後もさらなるびっくりが用意されていることでしょうね…
最初はメガネくんが出てこなくてやきもきしましたが、昔のシリーズとは構成もガラッとかわり、時系列がキャラ中心になっている感じですね。これはこれでアリですが、ちょっと急ぎ足な展開もあり、今回初見の世代には少々キツい感じもあるかもしれません。ストーリーですが当時の原作とあまり変わらず昭和ギャグ満載でキャラもそれぞれ個性的なわけですが、怪力のクラスメイト女子とか…日本刀を持ったイケメンキャラとか、謎の怪僧侶やセクシーな巫女さんなどなど…当時は斬新でしたが今の世代の方々は昔の「ブレードランナー」を観ても、ああよくあるタイプのSFネ、などと思ってしまうほどなので、こればかりはしょうがないのかな…と思います。
そして世界観も当然ザ・昭和で、部屋にダブルデッキのカセットプレーヤー、当時通販で栄えたブルーワーカーやペナント、電話は廊下に、と当時感が素敵なのですが、若いコにはやはり懐かしいを超えてすでに理解不能なのかもしれません。(OPなどではスマホを駆使するあたるなども描写されていて、これはこれで面白かったのかもしれませんが)
ということでますます今後に期待がかかるうる星やつらです。OPの踊るラムちゃんがものすごくかわいいのでせめてそちらだけでもご覧になってくださいませ。
最後にいまはなき古の技術、セル画が手元にありましたのでこちらをご紹介して終わりにいたしますね。
(昭和な迷路でメロメロ回)
80年代ファッションもアニメだからかわいいのであって…(令和版もよかったです)
コスプレ黎明期、まだコミケが晴海埠頭だったころ、もちろんラムちゃんのコスプレの皆さまおりましたが…クオリティは断然現代のほうが…です。
ともあれ当時は「ラムちゃん好き」などと言った日にはクラスから白い目でみられ…そんな話は死んでもできなかったオタク界…いまはアニメが好き、ラムちゃんかわいい!と推しを普通に言える現代。実にいい時代になったものです〜
それではまた!
(文章 稲垣圭介)