【寝屋川市】友呂岐神社、八坂神社でも夏越の大祓式斎行。茅の輪くぐりで無病息災・疫病退散を願う。
2022年6月30日午後3時より、香里本通町の友呂岐神社で、夏越の大祓式が行われました。
大祓とは、知らず知らずのうちに犯したであろう罪や過ち、心身の穢(けがれ)をはらい清めるための神事です。古来より、宮中や神社では恒例の祓として、6月と12月の晦日に行われてきました。6月の大祓を夏越(なごし)の祓といいます。
夏越しの祓いのお焚き上げの神事が行われたあと、参拝者は、それぞれが切麻(きりぬさ)を一掴みして、「祓い給い清め給え。神ながら守り給い幸い給え」と唱えながら、自身の左の肩、右の肩、左の肩の順に切麻を撒いて自分でお祓いをしました。
その後、「水無月(みなづき)の夏越(なごし)の祓(はらえ)する人は千歳(ちとせ)の命のぶというなり」という古歌を唱えながら左、右、左と8の字に3回くぐります。
3時からの神事には、暑い中、多くの参拝客が訪れていました。
茅の輪くぐりには老若男女が列になって、半年の穢れを祓い、健康を祈りました。
そしてまた静かな境内に戻りました。
友呂岐神社境内にある稲荷社。
友呂岐神社の御祭神。
友呂岐神社御由緒。
友呂岐神社では、お弓式の神事も行われてきました。新型コロナウイルスのまん延で2年連続で中止となりましたが、来年こそは復活してほしいですね。
お弓式は新成人によって行われ、矢の当たり具合で、天候と豊凶を占うものです。
八坂町の八坂神社では、日中を避けて、式典は2022年6月30日(木)午後7時より斎行、その後、茅の輪くぐり神事が行われました。
参道には、夏越大祓と書かれたのぼりが立っています。
暑い中にも花手水に涼しさを感じます。
八坂神社の茅の輪です。
本殿にて夏越しの大祓の神事が行われます。
提灯に灯がともり、参拝客は茅の輪をくぐります。
献灯が境内を明るく照らします。
お稲荷さんの鳥居も提灯が明るく照らします。
茅の輪くぐりで、半年間の穢れを落とし、疫病退散、無病息災を祈りました。
【施設情報】
友呂岐神社
〒572-0082
大阪府寝屋川市香里本通町19−13
072-832-0300
八坂神社
〒572-0838
大阪府寝屋川市八坂町11−13
072-821-2656