GW連休中日の平日に、住宅街の中にある一軒家レストランへ行ってきました。

【シェシミズ】は鶴川駅からバスで約19分、バス停から徒歩約11分の住宅街にあります。鶴見川から近いので、天気がいい日は自転車で行っても気持ちがいいです。

バスで行く場合は、大きな通りから中道へ入り住宅街の中を進むと目印になる看板が見えてきます。

少しわかりにくいですが、一部オレンジ色の建物が目的の場所。

入り口はスロープになっていて、レストランはバリアフリーです。

私たちは自転車で行くと事前に伝えていたので、車輪止めが用意されていました。そんな心配りも嬉しい。

車で行く場合は2台まで駐車可能です。※予約制

私たちは予約をした11:30にドアを開けて中へ。

レストランは4名掛けテーブルを2人で利用して3テーブルまでが最大です（貸切営業の場合は8名まで）。この日は私たち2人以外に4名のグループが予約をしていました。

店内は暖かなオレンジ色を基調とし、アイアンの格子窓もフランスらしさが溢れています。落ち着いた雰囲気で居心地もいいです。

ランチメニューは4種類あります。

●ランチコース（月火水金の平日限定）3,850円（税サ込）

• 畑に感謝して温野菜の菜園仕立て
• 本日の流菜
• 主菜​（献立より肉料理又は魚料理）
• 自家製デザート
• 食後に珈琲または紅茶

●シェフおまかせAコース 5,170円（税サ込）

• 旬の一菜
• 畑に感謝して温野菜の菜園仕立て
• 流菜
• 主菜（献立より肉料理、魚料理を選択）
• 自家製デザート
• 食後に珈琲またはお茶

●シェフおまかせBコース 6,820円（税サ込）

• 旬の一菜
• 畑に感謝して温野菜の菜園仕立て
• 副菜
• 本日の鮮魚
• 主菜
• 自家製デザート
• 食後に珈琲またはお茶

●スペシャリテ（2名から/8日前までに要予約） 9,240円（税サ込）

• 種類豊富な野菜、旬の鮮魚、北海道より直送する素材を使った特別なコースを構成

※ランチコース、A/Bコースは前日まで要予約です。
※上記以外に子供用メニューがあります。
※シェフ1人で料理からサービスまでを行います。料金にはサービス料が含まれます。

私たちが選んだのは平日限定のランチコース。メニュー内容を書いた紙がテーブルに置いてあるので「次は何が来るだろう？」と想像して待てるのが嬉しい。

席に着いたら、主菜を含めたメニュー内容をシェフが説明してくれました。
飲み物はワインからノンアルコールドリンクまでひと通り選べます。

私たちは主菜はお肉とお魚をそれぞれ選択。

フレンチといってもカジュアルに気軽にいただけるのもこのお店の特徴。箸置きが用意され、お箸でいただけます。

一菜は温野菜と冷野菜を組み合わせた一品。野菜は産地直送された旬の野菜が使われています。見た目にも華やかで一つずついただくのが楽しい！

どの野菜も優しい味で、味付けはあっさりめ。塩は控えめに使っていると最初に説明がありましたが、そのままで十分美味しいです。

最初の一品を食べ終えたところで、シェフお手製のパンが出てきました。
外側カリカリ、中もっちり。パンはおかわりもできます。

スープは新玉ねぎのポタージュ。玉ねぎがやわらかく口の中でとけて、体に優しくしみこんでいくかのよう。

メインのお魚は小松菜と筍が添えられた金目鯛。ソースはエシャロットを使ったクリームソース。カリッとあげた菜の花がアクセントとなっています。

メインのお肉は合鴨のロースト。低温調理されているからか、鴨肉がやわらかくてジューシー。魚好きな私ですが、この合鴨なら魚と両方食べたいと思いました。

最後のデザートはクレームブリュレ。フランスデザートの定番ですね。表面がカリッとしているので、スプーンでコツコツと割っていただきます。

甘さ控えめでいくらでも食べられそう。最後まで優しい味でした。

一緒にいただいたハーブティーは「チョウマメ」または「バタフライピー」と呼ばれる珍しいハーブ。シェフが「このハーブなんですよ」と写真を見せてくれました。

血液をサラサラにしてくれる効能があるそうです。味はあっさりしていて飲みやすかったです。日本で育てるのは難しいようで、ハーブ好きな私も初めて聞く名でした。機会があったらまた飲んでみたいと思いました。

最後にパンをお土産でいただきました。

シェフこだわりの素材を活かした優しいフレンチは、一口一口が体に栄養を注ぎ込むような優しい感覚がありました。それでいて美味しい。

本格的なフレンチを気負わずいただけるところもよかったです。シェフ一人でサービスから料理まで行っているのでランチタイムは2時間。

忙しい自分へのご褒美に、体にも心にも優しいフレンチを食べに訪れてみてはいかがでしょうか。ゆっくり癒しの時間を過ごせます。