【大阪市阿倍野区昭和町】文化祭みたい。学割も使えるお店経営の経験はシェアキッチン&スペースで。
学生の頃、文化祭で体験したお店の店員。クラスメイトや仲の良い友人たちと、どうすればお客さんに喜んでもらえるのか、どうすれば商品が売れるのかなど、意見交換をしながらいっぱい話し合いをしたのを今でも鮮明に覚えています。大人になると自分のお店を持つということはなかなか難しいものですが、シェアキッチンがあればそんな夢も叶います。今回はそんなお店をご紹介したいと思います。
文の里商店街の中にあるのが、「シェアキッチン&スペース botan ボタン」です。
少し見にくくなってしまっていますが、毎月このようにスケジュールが出入り口の扉に書かれています。
主なスケジュールは
月曜日→パン(カフェ)
水曜日→カレー(オーナーが担当)
木曜日→定食屋(ランチ)
金曜日→焼き菓子(12月からはランチも開始)
土曜日&日曜日→フリー(イベントで活用することも)
となっています。
この日は、商店街で子ども向けのイベントがあり、月曜日に出展されているパン屋さんが特別にお店を開いていました。
普段は丸い形で販売しているようですが、この日は子どもたちが食べやすいようにと、スティック状になっていました。
ポップの下に貼られているシールは、材料の詳細のシールになっています。
卵不使用のパンもたくさんありましたので、アレルギーがあるお子さんでも食べられるようになっていて、嬉しいですね。
そしてコーヒーもありました。
椅子に座ってゆっくりと食べることもできます。
私はイチゴのスティックパンを購入しました。
卵が使われていないとは思えないほど、普段食べているパンと変わりはありませんでした。
イチゴのチョコパンなんてあまり食べることがないので、嬉しくなりました。
小さいサイズなので、数口で食べてしまいました。美味しかったです。
お店として営業されている以外にも、クラブ活動として使われてもいます。
手芸部を見学させていただきました。
場所はお店の奥に畳スペースがあるので、そこで行われています。
毛糸を器用に編み込んでいくのですが、こちらの毛糸は全て寄付されたもの。
「どの色を使おうかな?」と会話しながら楽しそうに選んでいました。
こんな立派な座布団が出来上がりました。
手芸部の皆さんです。カメラを向けると、こちらを向いて写真を撮らせてくださいました。
皆さん仲が良くて、色んなお話をされながら編み進めていました。とても楽しそうで、学生の頃のクラブ活動を思い出しました。
大人になってから共通の趣味で集まり、一つの物を仕上げるという経験はなかなか持てないものなので、羨ましいなとも感じました。
他にも美術部もあります。
こんな素敵なポスターも貼られていました。
店名のbotan(ボタン)にちなんで、店内の色んな部分に「ボタン」が散りばめられていて、探すのも楽しかったです。
レンタルスペースはたくさんありますが、キッチンを使える場所を提供したかったというオーナーさん。
学生さんはなんと、学割も活用できるという太っ腹ぶりです。
また月に2回ほど夜のBarもあるようです。
敷居を低く設定してくれているので、色んな方々がお店を出しやすいのかもしれません。
スケジュールを確認するとどんなお店があるのか分かるので、興味がある方は一度覗いてみてください。
【シェアキッチン&スペース botan ボタン】
〒545-0011
住所:大阪市阿倍野区昭和町1-14-29 文の里商店街
大阪メトロ御堂筋線「昭和町駅」
大阪メトロ谷町線「文の里駅」
よりスキップで2分
営業時間:お店によって異なります。
詳しくはインスタグラム等のスケジュールでご確認ください。
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