【八王子市】超高値! カレーも肉じゃがも作るのをためらっちゃう。玉ねぎなんかは今いくらくらいするの?
2022年になってからじゃがいもと玉ねぎの価格がぐんぐん上がり、家庭料理に深刻な影響が出ていると、ご近所の主婦・主夫ばかりではなく、1人暮らしの学生まで話題にしている今日この頃。
どのくらい高いのか、八王子市内のスーパーをいろいろ回って、玉ねぎやじゃがいもの価格をのぞいてきました。
上の写真は某コンビニ。中ぐらいのタマネギが2個で473円。隣のニンジンがタマネギの代わりになるとは思えませんが、思わずオレンジ色のそれををカゴに入れて棚の前を離れました。
写真は全て2022年5月17日のものです。
生鮮食品の値段は毎日変わるので、参考程度にご覧ください。
こちらのスーパーではタマネギが1個138円。さっきのに比べるとすごく安いじゃないですか。
また別のスーパーでは2個で448円。
最近、お料理や買い物の話題が出ると「カレーや肉じゃがなんて高級料理だから家では作れないよね」などという話になったりします。確かにレトルトのカレーの方がタマネギ1つより安上がりかもしれません。
農林水産省の発表によると北海道におけるタマネギの生産状況は、昨年夏の干ばつの影響で収穫量が減少。後続の主産地においては、低温や干ばつの影響で玉肥大が進まず、小玉傾向であるため、5月の出荷数量は平年を下回り、価格は引き続き平年を上回る見込みだそうです。
例年と比べると2022年はタマネギ出荷量全国1位の北海道産が早期に品薄となった上、例年次に出荷が盛んになる佐賀県産も供給が遅れており、品薄に拍車がかかっていると見られるそうです。
佐賀県でも1月、2月は極端に雨が少なく、その分生育が遅れているのだそうです。
毎日野菜を食べましょうと言われても、ちょっと躊躇しちゃいます。
4月の発表では、タマネギは例年比1.9倍、馬鈴薯は1.26倍とのことでしたが、今月は更に上がっています。
頼みの綱の輸入ものも、干ばつ(米国)や新型コロナにより物流が停滞したことや(中国など)、円安による輸入控えもあり、高値の要因が重なっているということです。
今回回ったお店では、タマネギは1つ120円台から200円越えまでありました。産地や大きさ品質によっても価格は左右されるので、どこのスーパーが安いという判断はしかねますが、とにかく高いです!
例年なら1つ50円くらいの玉ねぎが普通に販売されていましたよね。
冷凍のオニオンスライスやタマネギのみじん切りは、500グラムで198円とお手ごろです。でも、品薄なのか、ケースの底に2〜3個残っているだけでした。
現在店頭に並べられているのはほとんどが「新タマネギ」
スライスしたりサラダに入れたりフレッシュなままで食べると美味しいですよね。
しばらく玉ねぎを大量に使う料理は作れそうにありません。既成の玉ねぎスープやレトルト食品などを利用しながら様子を見たいと思います。
一時期、高値に驚かされた葉物やブロッコリー、トマトなどは、お買い得価格になっています。
農林水産省によると、にんじん、はくさい(5月前半)が、安値傾向とのこと。
タマネギ・じゃがいもは今後も高値が続くということです。
どこのスーパーでも売り場で目立っていたのはキウイフルーツ。今が旬で価格も抑え気味です。色や形がジャガイモに似ているところも良いではありませんか。しかしながら当然ジャガイモの代用にはなりません。
料理の基本材料とも言える玉ねぎやじゃがいもの高値が続くと、家庭ばかりではなく、飲食店の方も大変だと思います。
早く普段の価格に戻って欲しいですね。
【訪問したのは2022年5月17日、八王子市内のスーパーやコンビニエンスストア計6店舗です】