新鮮な海鮮が1000円で食べられる寿司居酒屋「からくさ」は、京急井土ヶ谷駅から120mの近さ。

寿司や海鮮丼、マグロのたたき丼などのランチメニューが1000円で食べられると聞いて、行ってきました。

お店の名前に「居酒屋」とついていますが、店内は落ち着いた雰囲気で、居酒屋というより割烹のような印象です。

カウンターの中にいる店主の金坂さんが穏やかな笑顔で迎えてくれました。

ランチメニューの｢バラちらし｣と｢握り寿司9貫巻物1本｣を注文しました。

こちらが｢握り寿司9貫巻物1本｣。マグロ、かんぱち、サーモン、いか、ホタテ、しめ鯖、生だこ、玉子、白魚、かんぴょう巻。それに味噌汁とかぼちゃの煮物が付いています。

ネタは、ほとんどが天然ものだそう。つやつや新鮮な魚は、味が濃い！

私は富山県出身で新鮮な魚を食べて育ったので、海鮮の味にはこだわりがあります。

ここのお寿司は生臭さがなく、ネタが元気です。そんなお寿司に出会って、うれしくなりました。

かんぴょうもお店で炊いて作っているそう。

昔、実家の母がかんぴょうを煮るのを横で見ていましたが、まずは水で戻して、そのあと柔らかくなるまで煮込んでと、手間がかかるんですよね。

店主は、「2020年のコロナ禍でオープンしたお店で、最初は時間があったので、かんぴょうもゆっくり煮る時間があったのです。最近はおかげ様でいそがしくなってきたのですが、がんばって手作りを続けています」とおっしゃっていました。

しゃきしゃきとかんぴょうの歯ごたえが残っていて、かんぴょう巻が決して脇役になっていないのがすごい。

手間がかかっても、美味しい料理を提供したいという店主の想い、いいですね！

このお店では、醤油もオリジナルだそう。濃口しょうゆにお酒、みりん、鰹節、昆布を混ぜて作っているのだとか。

言われてみると、塩気が強すぎず、まろやかな味。寿司の味が引き立ちます。

こちらが｢バラちらし｣。｢バラちらし｣に使われている魚は、握りずしで使われている種類とほぼ同じだそうです。

でも、握りやお造りにできるほどの大きさではない鮮魚も入っていることがあるそうで、高級なネタがこっそり混じっていることもあるとか。

トロのようなお宝ネタも混じっている可能性も！次もまた｢バラちらし｣を頼もうと思いました。

店内は座席の間が広くスペースが取られていて、落ち着いた雰囲気。

ママ友とのランチでは、ゆっくり話ができそうです。

お店は地下にあり、入口からの階段は少し急でした。

お子さん連れの方は、右側のガラスドアから入ったところにあるエレベーターの利用がおすすめです。

新鮮な海の幸が味わえる寿司居酒屋｢からくさ｣、お手ごろな値段でおいしくて、応援したくなるお店でした。