【南阿蘇村】もう、ほぼ満水!今しか見られない立野ダムの姿に圧倒される。3日・4日はイベントも開催!
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連日記事やニュースで注目されています、立野ダム。
立野ダムは普段は水を貯めない流水型ダムですが、現在、本格運用を前に「試験湛水」中。
満水予定の2月4日まで「立野ダム湛水ウェルカムウィーク」として、自由に見学できる展望スポットの設置や様々なイベントを開催。
今しか見られない立野ダムの姿をこの目に収めるべく、現地に行ってきました!
まずは、立野ダム展望台から撮影。
水が溜まっている場所から反対側になります。ここからでも奥になみなみと溜まっている様子が見えました。
立野ダムは、白川沿いの洪水被害を防ぐために作られた「流水型ダム」。
普段は水を貯めず、下方に開いた穴から水を流しながら一部せき止めることで、大雨の際に流量を調整する役目を持っています。
溜まっているところを見るために、長陽大橋の方へ移動します。
車を走らせていくと、右側に「立野ダム展望所・犀角山山上」の看板を発見。入って良いのか躊躇してしまう細い道ですが、ちゃんと一般開放されている場所。
車を停め、展望台まで少し歩きます。
手前には、熊本地震で寸断された村道が当時の姿で残されていました。
説明板によると、ダムの建設は断層の場所を把握した上で、安全な設計をなされているとのこと
。
ビューポイントには、ダムをバックに記念撮影できるフレームが。
一人また一人と訪れ写真を撮っていかれていました。
ダムは・・あ!見える見える!
かなり満水に近づいているのがわかります。
ダムの中を工事の人がゴムボートで、行き来していました。
あれに、乗りたいな(笑)
立野ダムって、完成までにかなりの年月がかかっていることをご存知ですか。私は知らなかった…
事業着手時から数えると、なんと40年!個人的には、熊本地震後に急ピッチで工事が始まり、数年かけやっと完成。そんな体感だったのでちょっと驚きです。
さらに先へ移動し、長陽大橋たもとパーキングエリアへ。こちらはまた景色が変わります。
ダムは見えませんが、渓谷が完全に水で埋まっています。南阿蘇鉄道が走る、第一白川橋梁もこの通り。
下は水を溜めていない時の第一白川橋梁。
白川の流れが見えます。
反対側は、真上に阿蘇大橋、白川上流からの流れが見えます。
いつもごうごうと流れている白川の姿はありません。
まるで今までもこうだったかのようにそこにある、緑色の水がダム感を醸し出しています。
「立野ダム試験湛水ウェルカムウィーク」はダムが満水になると見られる2月4日まで開催。ちなみに、満水後24時間を経過したら3日間かけて溜まった水を流していくそう。
週末の3日(土)・4日(日)には、ダムを真横から見られる特設広場も一般開放されます。
普段は工事関係者以外立ち入り禁止の場所に入れるレアなチャンス!
マルシェやダム本体の上を歩く、ウォーキングツアーもあります(予約制)。
【立野ダム右岸特設広場】
日時:
2月3日(土)
2月4日(日)
時間:9:00~16:30
【立野ダム試験湛水マルシェ】
時間:10:00~16:00
イベント詳細・お申し込みは、みなみ阿蘇観光局HP(外部リンク)を御覧ください。
立野ダムは湛水中ですが、白川の流れを止めないよう調整穴から少量ずつ水が流れています。
他の3つの穴は、今回のためだけに作ったという鉄のゲートで塞いでおり、放流後水かさが減ってから手動で外すのだとか。
試験湛水はおそらく今回が最初で最後!ぜひこの土日で見にいってみてはいかがでしょうか。
【立野ダム試験湛水】
場所:〒869-1401 熊本県阿蘇郡南阿蘇村立野
期間:1/27〜2/4
問い合わせ:
096-385-0707(立野ダム工事事務所)
0967-67-3178(南阿蘇村役場 建設課)
※一部画像をみなみあそ観光局様よりお借りしています。