小倉の繁華街鍛冶町にあるパークアベニュービルには様々な飲食店が軒を連ねています。今回訪問したのは１階の「たちのみ田（でん）」。

コンパクトな店内で美味しいお酒とスタッフとの楽しい会話でくつろげるおすすめのお店です。もちろん「立ち飲み屋」なのでコストパフォーマンスも抜群。安価で酔えるので、お財布にも優しいお店です。サラリーマンのお小遣いでも週に何度も通えるのが嬉しいですね。

明るい店内で和気あいあいとお酒を楽しむ

明るい照明の店内にはL字型のカウンターが配置されていて６、７人は楽に入れます。基本は立ち飲みですが、お客さんの都合を考えてくれて椅子を準備してくれることも。

訪問した日は店長がお休みでしたが、店長の実の姉にあたる女性スタッフが明るく接客してくれました。

せんべろ田セットはお手軽値段で美味しく飲める

おすすめは「せんべろ田セット」。５００円までのドリンク２杯とちょっとしたおつまみ２点で、税込み１０００円のお手頃価格です。

５００円あれば生ビールも飲めるし、種類豊富な焼酎も選べます。中には５００円を超える焼酎もあるので注意してくださいね。

玉子焼きが美味しい。コロッケも外せない

まず最初に生ビールと焼きたらこ、北海道産じゃが芋のコロッケを注文。焼きたらこはホクホクでたらこの塩味がピリッと刺激的で生ビールのあてにぴったりです。

のどが渇いていたのでビールも進みます。コロッケを待っている時に手書きの張り紙に気がつきました。本日のおすすめ「手作りたまご焼き」２００円と書いてあります。

美味しそうなので追加注文。すると、カウンターの隅で飲んでいたご夫婦から「それ美味しいよ」とおすすめの声がかかりました。

ここでは一人で来ても他のお客さんとすぐに仲良く話せるようになります。

北海道産じゃが芋のコロッケは、熱々ホクホクで適度な甘さがお酒に合います。二杯目の芋焼酎との相性もばっちりです。

玉子焼きも甘くて美味しかった。この、ほんのちょっとの美味しさがお酒のお供になるところが立ち飲みの醍醐味ですね。

青森の地酒は旨口のコクとさわやかな後味

日本酒も飲みたいなと考えていると、先ほどのご夫婦から、青森の地酒「田酒」をすすめられました。すかさず注文。

まず、このお酒の上品な香りに魅了されます。飲んでみると辛口でも甘口でもないしっかりとしたコクがあるのに喉越しさわやかで後味もすっきりです。これは美味しい。

立ち飲みスタンプラリー開催中！

スタッフのお姉さんから一枚のスタンプカードをいただきました。何でも、小倉の立ち飲みを広めようという試みで、８軒のお店が共同でスタンプラリーを展開しているそうです。

１０００円以上飲めばスタンプを押してくれるそうで、すべてのお店を回ると次回来店時に素敵なサービスがあります。期限は９月末まで。皆さんも参加してみてはいかがですか。

たちのみ田（でん）