【葛飾区】お湯に浸かって楽しむ歴史と新しさ リニューアルオープンの金町湯さんに行ってきました!
2021年9月10日(金)、改装工事が終わって待望のリニューアルオープンを迎えた金町の老舗銭湯「金町湯」さん。
早くも金町の話題をさらっているみたいです。
そろそろお客さんラッシュも落ち着いたかな~という先日、筆者もお邪魔してきました!
実はリニューアル前には行ったことがなかった金町湯、初体験です♪
まるでロケ地のようなたたずまい 浪漫あふれる夜の金町湯
やって来ました、夜の金町湯…!
昼の風格ある姿とまた違って、めちゃくちゃ雰囲気ありますね…ちょっとここだけ別空間。
丸い店頭サインが輝いて、まるで月夜みたい。素敵です。
入り口わきには料金表が光ってます。入浴のみで480円。うむ、リーズナブルだ。
ちなみに東京都の銭湯は一律同じ料金設定になっていますよ。回数券もあって、さらにお安く入れたりもします。
サウナを利用するとプラス220円なのですが、この日の女湯はサウナが無いほうなので、480円ポッキリです。500円玉とロッカーで使う100円玉を握りしめて、いざ!
こだわって作られたという暖簾をくぐると、そこには…。
おぉッとこの子は確か…ゆっポくん!
東京銭湯のマスコット・ゆっポくんが番台で出迎えてくれましたよ。お疲れ様です~(笑)。
ちなみにこちらの番台は、ずっと金町湯さんで普通に使われていた番台。
「番台」と言われて、ピンと来ます…? 筆者はギリギリ、来る世代。番台に座るおばちゃんの姿、記憶に残ってるトシです(笑)。あ、金町湯さんじゃないのですが。
というわけで下駄箱に靴をしまって、奥へ。奥にはお店の方がいるカウンターがあるので、そちらで料金を払って男女それぞれの浴場に向かいます。
さてここから先は秘密の花園♪ 筆者の口述レポートで想像を膨らませてください!
4代目が受け継ぐ80年の歴史
さて、金町湯は現在、お若い4代目がご夫婦で切り盛りされていらっしゃるとのこと。
今回のリニューアルでも、その若いセンスが随所にちりばめられています。
脱衣所も洗面所もどこもかしこも清潔で気持ちいい!
リニューアル直後だから、というだけでなくお掃除が行き届いているからですね。
お客さんとおしゃべりしながら、こまめにお掃除する若女将さん。「あんた働き過ぎだよ~」と常連さんに声をかけられるほど、いつもピカピカにされてるんですね。
さて、それでは待望のお風呂へ。扉を開けると目に飛び込んでくるのは大迫力の…!
ペンキ絵! 銭湯と言えば、やっぱりこの大きな富士山ですよね!
筆者がこの日見ることができたのは晴天の富士山。すみっこには金町のシンボル・ムーミン取水塔が描かれていて、なんとも金町らしい。
週替わりで男湯と女湯が入れ替わるので、1週間空けてやってきたら今度は、赤富士が見えるんですね。
ちなみにペンキ絵、9月末にもう一つ増えたみたいですよ。また見に行かなくちゃ!
ひろびろ湯船でブクブク ジェット&バブルで全身爽快!
壁いっぱいに描かれた迫力のペンキ絵に圧倒されつつ、体を洗っていよいよ湯船に!
洗い場奥の湯船は3つに分かれていて、ジェットバス、バブルバス、水風呂がありました。
ジェットは程よく強すぎず、長時間当ててもつらくなりません。しっかり腰回りをほぐしてもらい、次にバブルで全身をぶくぶく。いや~…生きててよかった。
ふと浴槽を見ると、あら何やらここにもステキな工夫が!
えぇ~めっちゃかわいい!
浴槽周りに配されていたのは、鱗型のレトロかわいいタイル。こちら「青海波(せいがいは)」という柄で、古くから愛されている縁起のいい柄なんですって。
こんなところにも4代目さんのセンスが光っていますね。
坪庭で夜風にあたって…湯上りもくつろぎのひと時
さぁ気が済むまでジェット×バブルを繰り返した筆者。お湯を上がると、久々に体がふんわり軽~い感覚。
脱衣所の向こうには、これまた4代目さんこだわりの坪庭があります。さすがに少しのぼせたので、ちょいと夜風にあたりましょう。
坪庭には以前の建物で使われていた瓦が飾られていて、いい味出してます…4代目さんの金町湯愛を感じますね♪
常連さんたちと若女将さんのほのぼのした会話を聞きながら、身も心もリラックスした筆者。
金町湯さんありがとうございました!
金町湯
所在地:〒125-0042 東京都葛飾区金町5丁目14−9
営業時間:15:30〜22:30
定休日:毎週木曜・第4金曜日 ※状況により臨時休業等あり