みなさん、こんにちは～！

いつもご覧くださり、ありがとうございます。

今回も韓国ドラマに出てくる不思議な行動やシーン、さらにその理由や韓国の文化などを一緒に紹介する「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」をお届けします！

これを読んでくださっているみなさんには、もうすっかりおなじみですね＾＾

さてさて、今回はどんな不思議が出てくるのでしょうか～？

さっそく見てみましょう！

「チムジルバンでは定番？ヤンモリって？」

韓国ドラマによく出てくるチムジルバン！

韓国ドラマ好きの方にはおなじみの場所ですよね。

チムジルバンというのは、韓国の温浴施設です。

サウナやお風呂はもちろん、食事や仮眠をとることができたり、マッサージやエステをうけたりすることができます。

日本でいうと、健康ランドやスーパー銭湯に近い感じですね。

韓国の人たちにとってはすごく身近な場所で、ドラマのなかにもチムジルバンに行くシーンは多いんですよ〜！

そんなチムジルバンのシーンでは、女優さんや俳優さんたちが独特なタオルのかぶり方をしていますよね。きっと、みなさんも一度は見たことあるのではないでしょうか？！

韓国では、このタオルの巻き方を「양머리（ヤンモリ）」といいます。

「양머리（ヤンモリ）」というのは、「羊の頭」という意味です。

頭の両サイドの丸い部分が羊の耳のように見えて可愛い巻き方ですよね。

韓国では、チムジルバンといえば「양머리（ヤンモリ）」というくらい、このタオルの巻き方が定番になっているんですよ。

このチムジルバン＝「양머리（ヤンモリ）」というスタイルが定着したのには、実はあるドラマの影響があったんです！

そのドラマとは…「私の名前はキム・サムスン」です！

大ヒットした国民的人気ドラマですね。

このドラマのなかでキム・ソナが演じたヒロイン、サムスンがチムジルバンのシーンでしていたのが、この「양머리（ヤンモリ）」だったんですね。

多くの国民に愛されたドラマということもあり、このタオルの巻き方にも注目が集まりました。

そして、放映後、チムジルバンではサムスンのタオルの巻き方を真似する人が続出し、そこから定着していったんですね〜！

今では定番になっているタオルの巻き方にドラマが深く関わっていたとは驚きですね！

それでは、もうひとつチムジルバンに関する不思議を見ていきましょう☆

「紙コップが本当に紙すぎない？！」

最近は、ウォーターサーバーを家庭に設置しているという方も増えていますよね。

会社やお店などでもウォーターサーバーが導入されているところが多くなってきています。

私たちの生活のなかで身近になりつつあるウォーターサーバーですが、実は韓国では日本よりも以前からさまざまな場所に設置されていたんですよ！

その様子はドラマのなかからも知ることができます。

2000年に放送された「新貴公子」というドラマでは、キム・スンウ演じるヨンナムの職業がウォーターサーバー用のミネラルウォーターの配達員だったんですよ。

この頃から、韓国ではウォーターサーバーが普及していたということが分かりますね。

ウォーターサーバーが置いてある場所といえば、代表的なところにチムジルバンがあります。

チムジルバンでは、サウナや入浴で汗をたくさんかくので、水分補給がとても大事なんですね。

そのため、ウォーターサーバーが必ずといっていいほど置いてあります。

しかし、この韓国のウォーターサーバーには、ひとつ難点があります！

それは、紙コップがめちゃくちゃ薄いこと！！

日本ではしっかりとした紙コップが備え付けられていますが、韓国の紙コップはコピー用紙を丸めたくらいの薄さしかないんです！

もっと驚きなのは、チムジルバンのウォーターサーバーによくある紙コップです。

チムジルバンのウォーターサーバーには紙コップホルダーがついていないことが多いんです！

そのかわり、ウォーターサーバーの上に小さなかごが置いてあります。

その中に小さな紙袋のようなものが入っているんですが…実は、それがコップなんです！

この小さな紙袋を開いて、そこへ水を汲んで飲むんです！

韓国の人たちはこれで器用に水を飲んでいるのですが、慣れない日本人にとって、この小さくて薄い紙袋に水を汲んで飲むというのはなかなかの至難の業です笑

まず、水を汲もうとしても小さいからすぐに水があふれてしまいそう…

そして、力加減が難しい！

ペラペラなのでそっと握らないとグシャってなってしまうんですよね。

扱いにくさは感じますが、とにかく薄いので飲み終えた後のゴミがかさばらないというのは良いかもしれません！

もしかすると、ペラペラの紙コップは環境へのやさしさなのかもしれませんね笑

いかがでしたか？

今回は、韓国ドラマにもよく出てくるチムジルバンに関する不思議を紹介しました！

旅行でもチムジルバンを訪れる方は多いですね。チムジルバンに行く機会がありましたら、ぜひ今回の内容を思い出してみてくださいね！

それでは、また次回もお楽しみに～＾＾