【可児市】ワクワクが溢れる森! 人間のパワーって凄い!! 窯でピザ焼き、稲作、工作、餅つき体験も開催
努力の結晶の素晴らしい森を取材させていただきました! あまりの凄さに終始感動しっぱなし! (お伝えしたい魅力がありすぎて記事が長くなってしまう予感が・・。)
伺ったのは、里山クラブ可児さんが整備・保全・管理されている「我田の森」
ぎふワールドローズガーデン(旧花フェスタ記念公園)の東口から、南へ下って行くと、左手に目印の「木彫りの黄色いポール」が設置されています。ここから小道に入り森へと進みます。
道路を真っすぐ進んで行くと、黄色い管理棟に到着。
管理棟横の広い芝生広場。
芝生広場には、手作りのテーブルやベンチ、藤棚も設置されています。
バイオトイレ内部には、立派な彫刻作品がたくさん飾られています。男女別で、それぞれ違った彫刻が並んでいました。いろんな意味で豪華なトイレです。
会員さん手作りの案内板。
親子揃って楽しめる、ビオトープ池の「ザリガニ釣り」が大人気で、子供より大人の方が夢中になって楽しんでいる姿もみられるのだとか(笑)
一年中水をはり、生き物が住めるようにした「田んぼビオトープ」
地面についている模様は、タニシが移動した跡。
田んぼビオトープでは、毎年5月中旬に「田植え体験」が開催されています。秋には「稲刈り体験」冬には収穫したもち米を使用して「餅つき体験」も。
稲の他に「コウホネ・大賀ハス・レンコン」の栽培もされています。お花のシーズンには綺麗な花畑が見られるのだとか。
小さな小屋を発見! 小窓から中を覗いてみると~・・
中は可愛いドールハウス♪ (芸が細かい)
大きなハンモックも!
ハンモックに揺られながら、空を見上げた図。
子供が楽しめる遊具。
広い畑。畑で捕れた野菜は、里山クラブのメンバーで分け合っているのだとか。畑の他に、ブルーベリー園や、果実の木も植えられています。
きのこの森では「原木しいたけ」が栽培されています。
ずらりと並んだ、原木!
この日はちょうど、しいたけ菌の打ち込み作業をされていました。
原木しいたけの栽培の他にも、ワクワクするプロジェクトが・・。
その名も「松茸再生プロジェクト」まだ松茸は生えてきていないそうですが、今後が楽しみですね!
我田の森で使用されている水は、全て湧き水。
森の中腹に作られた野外ステージ。電気もひかれています。
立派な「炭焼き窯」もあります。
炭焼き窯で焼く「ピザ作り体験」も、毎年4月下旬に開催されています。
オープンデッキからみえる、癒しの風景。
オープンデッキ真下の斜面も、会員の皆さんの手によって綺麗に整備されました。
オープンデッキでは、焚火で沸かしたお湯を利用して、コーヒーやカップラーメン等を楽しまれているのだとか。
オープンデッキの近くに「大岩夢工房」という、立派な山小屋があります。(外観撮影し忘れました(汗))会員メンバーが自力建設したとは思えない程、立派な山小屋です!
こちらは、廃材や伐採した木で作られた、ほぼ材料費0円のキャンプ小屋! 地面に並べられた石も、山から拾い集めてきたものを、コツコツ手作業で並べたのだとか。竹を組み合わせて作られた屋根も素晴らしいアイデア!
奥には手作りの竹灯篭も飾られ、アウトドア好きにはたまらない空間。今すぐシュラフを持ってきて、ここで寝泊まりがしたい!
キャンプ小屋前には、炭火焼台、お釜等の調理器具も完備されています。
まだまだ紹介したいことが山ほどありますが、切りがないので、里山クラブ可児さんのホームページをご覧下さい。林業関係広報コンクールのホームページ部門で最優秀賞を受賞された素敵なホームページです。「里山たより」では、会員のみなさんの活動が楽しく記録されています。「里山ムービー」も観てほしい。
我田の森の何が凄いかって、荒れ果てて手つかずだった藪山を、会員メンバーの手によって、ここまで素敵な里山に開拓したこと!(整備される前の放置された棚田)
管理棟やバイオトイレ等、一部岐阜県からの支援で行われている作業もありますが、多くの作業が会員さん達の手によって行われています。
ここまで見事に開拓し、それを維持していくことは並大抵のことではありません!
今回取材させていただいた日も、棚田斜面の草むしり、畑仕事、原木しいたけ作業、林業、私の案内等、それぞれ役割分担をして作業されていました。
皆で協力して、助け合いながら維持、進化していく! 理想の世界がここにありました!
我田の森は公園ではないので、活動日以外は封鎖されて中には入れません。興味のある方は活動日に見学に行ってみて下さいね。
里山クラブ可児(我田の森)
所在地: 〒509-0224 岐阜県可児市久々利
お問い合わせは公式HPのコンタクトフォームから。