【蕨市】被災地のペットへ届け! 「ペットフードドライブ」で余っているペットフードを寄付しよう!
「フードドライブ」という言葉も一般的になってきました。家庭で余っている食料品や食べきれない食料品を集め、食料品が必要な場所へ寄付する素晴らしい活動。
しかし、ペットのためのフードドライブはまだまだ珍しい取り組みです。
そんな中、「令和6年能登半島地震」で被災したペットのためのフードドライブ「ペットフードドライブボックス」が蕨市内の2カ所に設置されました。
設置したのは「ねこネットワーク」代表で、彩の国動物愛護推進員としても活動する鈴木智恵さん(以下、鈴木さん)。
設置する2024年3月31日(日)までの間に持ち込まれたペットフードは、寄付した方の思いやりの気持ちとともに、被災した石川県へと届けられます。
蕨市内の2カ所に「ペットフードドライブボックス」が設置
「ペットフードドライブボックス」で受け付けているペットフードには条件があります。
・犬および猫用のペットフードであること(受け入れ側の都合により)
・未開封であること
・賞味期限内であること
上記3つの条件をクリアしていれば、缶詰1個、パウチ1個単位から寄付は受け付けています。
また、ペットフード以外では、未使用のペットシート(開封済み可)の寄付も受け付けています。
設置場所① 蕨市民体育館
「ペットフードドライブボックス」設置場所の1つ目は「蕨市民体育館」。2024年1月23日(火)に設置されました。
正面入り口から建物内に入った正面に設置されています。
「蕨市民体育館」館長と蕨市職員の方が、この取り組みに賛同したことで実現しました。
設置場所② 蕨市立図書館
「ペットフードドライブボックス」設置場所の2つ目は「蕨市立図書館」。2024年1月26日(金)に設置されました。
正面入り口のすぐ横に設置されています。
また、「ねこネコネットワーク」では、寄付したいペットフードがあるけど、設置場所まで持ち込めないという方の相談も受け付けています。
自宅に余っているペットフードを被災地へ届けよう!
鈴木さんによると、当初「ペットフードドライブ」の企画は近隣地域の動物愛護団体や個人ボランティアを支援するために考えていました。それを今回は「令和6年能登半島地震」で被災したペットたちのために実現したものです。
「蕨市立体育館」と「蕨市立図書館」の2カ所に、2024年3月31日(日)まで設置されている「ペットフードドライブボックス」へ集まったペットフードは、その物量や現地の状況を考慮して、事前に行政と調整を行った上で石川県へと届けられます。
ご自宅に、ペットフードが余っている方は、被災地への寄付を検討してみてはいかがでしょうか?
鈴木さんコメント
はじめまして。彩の国動物愛護推進員の鈴木と申します。
人間のフードドライブは、スーパーマーケット等で見かけるようになりましたが、ペットのためのフードドライブは珍しいと思います。
被災地ではまだまだペット用品が不足していています。
当活動について、経過を含めて必ずご報告いたします。
一人でも多くの方にこの活動を知っていただきたく、情報拡散やご協力をいただけましたら幸甚です。
【「ペットフードドライブボックス」設置場所】
蕨市立体育館
住所:埼玉県蕨市北町1-27-15
蕨市立図書館
住所:埼玉県蕨市南町1-12-1
※ともに設置期間は2024年3月31日(日)まで