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【大田原市】廃校のゲタ箱に並ぶ国内外の芸術家の作品。あの芸人さん達の母校で展示会が開催中です。

なすがすきー地域ニュースサイト号外NETライター(那須塩原市・大田原市)

大田原市芸術文化研究所」にて、大田原市制施行70周年記念「第10回記念ゲタ箱展」が開催中です。

  • 日時:2024年6月15日(土)~6月30日(日)午前10時から午後4時まで
  • 場所:大田原市芸術文化研究所

「大田原市芸術文化研究所」は旧両郷中学校の廃校跡に設けられた施設です。

2010年4月に大田原市の4中学校(旧黒羽・川西・須賀川・両郷)が統合され、新制の黒羽中学校として開校。両郷中学校は廃校となりました。

施設内には旧両郷中学校の校歌碑が。

両郷中学校は、U字工事・益子卓郎さんと森三中・大島美幸さんの母校としても知られています。

廃校跡というと、ひなびた木造校舎を思い浮かべがちですが、旧両郷中学校の校舎は大変個性的です。

現存の校舎は1998年の竣工で、益子さん、大島さんがご卒業された後にできたようです。

株式会社 都市環境建築設計所|黒羽町立両郷中学校

正面入り口にあるゲタ箱の中には、国内外の芸術家の作品が置かれていました。

かつて生徒の氏名が貼られていた箇所に、芸術家の氏名が貼られています。

作品はウェブサイトでも公開されていますが、実際に目にしてみると印象が変わるかもしれません。

作品は展示と同時にオークションも行われていて、気に入った作品を購入したい場合は、最低価格が書かれた用紙に購入価格を記入すると、後日連絡があるとのことでした。

ゲタ箱展を楽しんだ後は、常設展示を観ていきます。まるで美術館のような旧校舎です。

施設は芸術活動のアトリエとして使用することもでき、定期的に学生を対象としたワークショップも行われているとのこと。

常設展示には大田原市内の梨畑にインスピレーションを受けたという作品や、

手に取って傾けると、雨音が聞こえる作品など興味深い作品がありました。

大人も子どもも楽しめる施設だと思います。入館料は無料なので、気軽に足を運べそうですね。

大田原市制施行70周年記念「第10回記念ゲタ箱展」や、「大田原市芸術文化研究所」が気になった方は、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

【施設情報】
大田原市芸術文化研究所
所在地:〒324-0206 栃木県大田原市中野内580

【第10回記念ゲタ箱展 公開ウェブサイト】
那須野が原国際芸術シンポジウムin大田原
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