大阪の梅田・茶屋町エリアに、2024年10月23日（水）、香港で人気の天津レストラン「添好運（Tim Ho Ean／ティム・ホー・ワン）」の関西初店舗、国内4店舗目の「添好運 梅田茶屋町店」がオープンします。

香港の本店は13年連続でミシュランガイドに掲載されているそうです。大阪でも香港同様のコンセプトにて、その日に手作りされたオリジナルレシピの料理がいただけます。ぜひ記事をチェックしてみてください。

添好運 梅田茶屋町店

「添好運 梅田茶屋町店」はグルメな店が並ぶ阪急電鉄高架下に位置しています。人通りが多く、活気のあるエリアです。

店内は2フロアで構成されており、1階はカジュアルなテーブル席、2階には4名から10名で利用できる個室があります。

オリジナルレシピによる手作りメニュー

4年連続でミシュラン3つ星を獲得したフォーシーズンズホテル香港の広東料理店「龍景軒」の点心師を務めたMak Kwai Puiシェフがパートナーとともに独立して築いた「添好運」。日常的な料金で一流ホテルの味を楽しめると評判を呼び、2010年にはミシュラン1つ星を獲得して以来13年連続でミシュランガイドに掲載されているそうです。

梅田茶屋町店でいただけるメニューは、「添好運」本店のオリジナルレシピに基づき毎日手作りされているそうです。蒸し点心、ベイクド、焼き点心、粥・蒸飯、ライスロール、茹で点心、デザートで構成されている中、取材時にいただいたおすすめメニューをご紹介します。

【梅田茶屋町店限定】カスタード虎饅頭（とらまんじゅう）

金運アップの象徴である縁起の良い虎をモチーフにした黄色い饅頭は、阪神タイガースファンの多い大阪にぴったりの一品ですね。

かぼちゃを練り込んだ黄色い生地をふんわり蒸し上げ、中には塩卵の卵黄を使用した濃厚なカスタード入り。クリームのジャリジャリとした食感がクセになりそうです。3個セットで780円。

ポークと海老の焼売

ポークの中にエビがプリっと。皮が薄くておいしい！4個で780円。

店内の蒸し器でこのように蒸されます。

キノコと野菜のチョンファン（ライスロール）

香港の飲茶店に行かれた方ならご存じだと思いますが日本ではあまりなじみがない点心。オーダーを受けてから皮を作り、具を並べて蒸し上げます。冷凍食品などとは異なり、皮がプルップルの作り立てのおいしさ！具はキノコと野菜。パクチーが上品に香ります。中国醤油は見た目ほどしょっぱくありません。（下の右画像）

上の左画像はチャーシューあんを手作りの生地に詰めるところです。このように毎日、手間をかけて作る本格派です。３つで880円。

【シグネチャーメニュー】ベイクド チャーシューバオ

甘くてサクサクの生地の中に甘めのチャーシューあんが入ったこちらは、「添好運」のシグネチャーメニューで、世界中にファンがいるそうです。

チャーシューあんをつめた生地にクッキー生地をしぼり、オーブンで焼成して完成。まるでチャーシューのメロンパン！3つで880円。

大根餅

通常の大根餅はもちもちしていますが、こちらは大根のすりおろしと千切りの両方を使ってさっぱりと仕上げてあります。3枚で680円。

そのまま食べても、豆板醤風味の辛味たれをつけてもおいしい。卓上にポットごとサービスされるプーアール茶を飲むとさっぱりします。また日本ではお酒の提供もあり、青島ビールや紹興酒などといっしょに点心を楽しめます。

おわりに

冷凍ものに頼らず、点心師が手作りした点心をいただけるお店は、大阪には多くありません。一流ホテルの味、ミシュランスターの味をいただけるとするとリーズナブルと言えるでしょう。気になる方はぜひ食べに行ってみてください。

※価格はすべて税込み。

オープニングセレモニー

オープン当日の2024年10月23日（水）9:30より、店舗前でオープニングセレモニーが開催されます。「招福駆邪」として中国獅子舞のパフォーマンスを予定。

取材協力：添好運 梅田茶屋町店（フードの一部を試食）

※本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。