ベッドパッドと敷きパッドの違いとは?
みなさんはベッドパッドと敷きパッドの違いはわかりますか?
名前も似ていて、どちらもベッドの上に敷いて使用するという共通点がありますが、実は使用方法や機能は違います。
そこで今回はベッドパッドと敷きパッドの違いについて解説したいと思います。
YouTubeでも動画で詳しく解説しているので、ぜひ動画もご覧ください。
知らないまま使ってないですか?『ベッドパッド』と『敷きパッド』の違いとは?
使用方法の違い
ベッドパッドと敷きパッドは使用方法が異なります。
ベッドパッド=マットレスとシーツの間
敷きパッド=シーツの上(体が直接触れる位置)
敷く位置が違うのは、それぞれの目的と機能が異なるからです。
ベッドパッド・敷きパッドの機能は大きく分けてそれぞれ3つあります。
ベッドパッドの機能
①マットレスの保護
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われています。
ベッドパッドを使用することで、汗や皮脂汚れがマットレスに染み込むのを防いでくれます。
②寝心地の改善
ベッドパッドには厚みのあるボリュームが使用されています。
使用しているマットレスが、硬くて体が痛い場合やマットレスがへたってしまっている場合などに、ベッドパッドを敷くことで寝心地を改善できる場合があります。
③温湿度調整
ベッドパッドは羊毛や温度調整わたが使用されているものも多く、睡眠時の温度調整機能があります。
また、速乾性・吸収性にも優れているため、蒸れを防いでくれる効果もあります。
敷きパッドの機能
①肌触りの向上
敷きパッドは使用される素材によって、さらさら・もちもち・なめらかなど、さまざまな触り心地のものがあり、好みや季節に合わせて触感を楽しむことができます。
また、防ダニ・抗菌加工されているものも多く、衛生的にも触って気持ちいいのも敷きパッドの魅力です。
②温湿度調整
敷きパッドには接触冷感や吸湿発熱機能が付いているものがあります。
温度調整機能はベッドパッドにもありますが、敷きパッドは肌に触れるため直接的に暖かさ、冷たさを感じることができます。
そのため、温度調整機能は敷きパッドの方が優れていると言えます。
逆に調湿機能においてはベッドパッドの方が優れています。
③マットレスの保護
敷きパッドもある程度の厚みがあるため、マットレスの保護機能があります。
ただし、ベッドパッドほどの速乾性・吸収性がないため、マットレスの保護機能はべッドパッドに劣ってしまいます。
まとめ
機能の差をまとめると上記のようになります。
ベッドパッドと敷きパッドを併用することも可能なので、自分や家族にとって必要な機能を把握し、上手に寝具を使っていきましょう
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