2024年9月19日、神戸市役所本庁舎1号館・中央区役所・中央区文化センターとSantica（さんちか）をつなぐ連絡棟が完成。三宮駅付近から雨に濡れず、日差しを避けて快適にアクセスできるようになりました。完成当日の夜に足を運んできましたのでご紹介します。

連絡棟の全景です。神戸市役所に隣接する山側に建てられています。

連絡棟経由での神戸市役所・中央区役所への行き方

神戸市役所、中央区役所まで皆さんはどのルートで行かれますか？車で三宮駐車場利用だと楽ですが、歩きだと地上からアクセスされる方も多いのではないでしょうか。雨の日や暑い日は大変ですよね。これからはSantica（さんちか）の一番南から続く地下道を経由するとスムーズに行けるようになります。

新しく、連絡棟経由での行き方の案内図↑が掲示されています。

ここ↓から地上に出ると市役所まで約200m歩かないといけません。

昔の神戸の街の写真を見ながら、さらに先へ。

はい、ここです！

「連絡棟入口 C3」と書かれています。

今までは市役所に一番近い出口はC4でしたが、庁舎に直結しているわけではありません。

新しく出来た連絡棟は2つの施設に直結。

地下2階から神戸市役所1号館、中央区役所につながる2階まで、エスカレーター、エレベーターで一気にアクセス！

1号館（南側）から見たイメージ図です。

この番号に対応したより詳しいルートの説明は神戸市のサイトのこちらのページに掲載。

開放感のある吹き抜け空間がいいですね。

建物外観もスタイリッシュですけど、ここもカッコいい！

冷房もよく効いていてとても気持ちいい空間になっています。

エレベーターはエスカレーター右横奥にあります。

旧居留地方面に行く方は、地下1階で降りましょう。西側地上出入口につながっています。

1階には東側地上出入口があります。フラワーロード方面に行く方はここから。

一番上の2階で神戸市役所本庁舎1号館と中央区役所・中央区文化センターにつながっています。

連絡棟の内装は、みなとまち神戸を象徴する船底をイメージ。兵庫県産材の杉板を活用した木製のルーバー天井となっています。県産木材はベンチなどにも使用されています。

神戸市役所本庁舎1号館の2階とはこの連絡橋でつながっています。

連絡通路を利用できる時間は・・・

月曜～金曜日：8時15分～18時00分（土曜・日曜・祝日は利用できません）

実は20時半頃にここを通って市役所の展望ロビーに行こうとしたのですが、守衛の方に止められてしまいました。

利用時間外に展望ロビーに行く場合は、1階の東側地上出入口から出て市役所正面玄関から入館しましょう。

エスカレーターを降りて、右手に進むと中央区役所・中央区文化センターに行くことができます。

こちらの連絡通路の利用時間は・・・

月曜～土曜日：8時15分～21時15分

日曜日、祝日：8時15分～17時15分

地図で位置関係を確認。

将来的には神戸市役所新2号館ともつながります。

地上28階建ての新2号館は、行政機能だけではなくオフィスや、外資系の五つ星クラスのホテル、商業施設などで構成。2029年開業予定。こちらも楽しみですよね。（参考：神戸新聞の記事）

中央区役所と結ぶ連絡通路の壁面に、神戸市役所連絡棟についての説明パネルが掲示されています。

連絡棟の主な機能は、地下から各施設への連絡機能だけではありません。市役所1号館へのエネルギー供給機能（電気室・機械室など）、災害対策としての機能もあります。

連絡棟が建設されているのは以前から知っていましたが、デザイン的にも優れたこんな素敵な空間になるとは思ってもみませんでした。

雨の日でも傘を差さずに各施設に行けるようになり、暑い日も日差しを避けられ、とても便利になりました。

東遊園地に行くときに通ってみてもいいかもしれませんね。

筆者はこの後、神戸市役所の展望ロビーに寄ってみました。実は夜に訪れるのは初めて。その様子はまた別記事でご紹介します。BE KOBEもありましたよ。