水引初心者さんでも安心して作れる!100均アイテムで作る梅結びストラップ
寒い季節、いかがお過ごしでしょうか。
寒くなると和小物が作りたくなるのは私だけでしょうか・・・
今日は100均(ダイソー)で揃えられるアイテムで作る水引の梅結びストラップをご紹介しますね。
水引が初めての方にもできるだけわかりやすく、コツがいるところもご説明できればと思いますのでぜひ最後までご覧ください。
(最後に動画も貼っておきます!)
準備するもの
1. お好みの色の水引
今回はダイソーの「飯田水引」を使用します。写真左側にあるマットな質感のものの方が初心者さんにも結びやすいと思います。
右側は金のラメの入ったものです。今回3本の水引で梅結びを作っていくのですが、3本とも違う色の方がわかりやすいのでラメも投入します!
2. お好みの根付け
今回はダイソーの「ラメ入り根付紐」を使います。ダイソーだけでも色んな色や形の根付けがあるのでぜひお好みのものを見つけてくださいね。
私が探した限りだと、金具部分は全て金色でした。
3. 紐留め
少々わかりにくいですが、「紐留め」と呼ばれるパーツです。
最後に水引を留める時に使用します。
ストラップの金具の色に合わせて今回はゴールドを選びましたが、シルバーもありますのでお好みのものをお選びください。
大きさは2mmと3mmがあるのですが「3mm」を選んでください。
正直・・・3mmでもかなりキツキツです。
(ダイソーさん、4mmを出してください〜)
手芸店などで同じようなパーツがありますので、もしそちらで4mmを入手することができれば、4mmを使われるのをオススメします。
4.ハサミとヤットコ
こちらは100均アイテムではありませんが、ご自宅にあるものをご使用ください。
もしヤットコがない場合はダイソーにも売っていますし、写真のは貴和製作所(きわせいさくじょ)さんのものです。
作り方
水引を袋から出すとこのようになっています。
水引は一般的には長さが90cmで、それがくるくると巻かれて、紙で1箇所とめられて袋などに入っていることが多いです。
とめてあった紙を外すとこのようにばらーんとなります。
ここから2色引っ張り出してください。
別途購入した金のラメを合わせて、この3色で梅結びを作っていきます。
今は3色とも長さが90cmだと思いますので、これを半分の45cmにカットしてください。
カットした状態がこのようになります。
水引は最初ちょっと表面にハリがあり、そのままだと結びにくいので「しごく」という作業をします。
右手の親指と人差し指で水引3本を挟みます。左手は添えるだけ。
右手で水引3本を挟んだまま、右手を右方向に動かします。
最後までしごかず、残り3〜4センチほど残してとめます。
これで水引が少ししんなりして、結びやすくなりました!
では結んでいきます。
3本(3色)の水引を、平を意識して並べます。
出来上がりの時に内側にくる色を一番上に、真ん中にくる色を中央に、外側にくる色を一番下に配置します。
今回の場合だと、内側から黄色、金、緑です。
↑の配置だと、↓の出来上がりになります。
水引の中心部分でUの字に曲げて、両サイドを親指と人差し指で挟んで持ちます。
この時、できるだけ間隔が近い所を持った方が後の工程が楽です。
右を上にして水引を重ね、クロスしたところを右手でつまんで持ちます。
この時左手は離してOKです。
写真のようにしずく型ができます。
右手でクロス部分を持ったまま、左手で左部分をつまみます。
しずく型の左部分の上から左の水引を重ねます。
重ねた所を左手でつまみ、右手は離します。
水引の順番がごちゃっとなってしまっていたらここで直してください。
(※写真の右で指しているところが今回重ねた所です)
今、水引は右側の上下にあると思いますが、
その上の方にある水引を右手でつかんで、下の方にある水引に上から重ねます。
水引のできるだけ端を持って、左手の手の甲などでトントンと長さを揃えます。
この作業をすることで次の工程がやりやすくなります。
左手で持っていた水引部分には上中下と3箇所隙間があるのですが、その下の方から水引を通していきます。
一番下の隙間に、奥から手前に水引を3本とも通します。
この時水引の順番がごちゃっとしますが、後で直せるのでそのままでOKです。
次に、真ん中の隙間に水引を3本とも手前から奥に通します。
次に、一番上の隙間に水引を3本とも奥から手前に通します。
そうすると水引が固定され、手を離してもほどけません。
左の方の水引を更に引くとこのような形になります。
※この時、水引の順番がごちゃっとしていたら直してください。
水引の形を整えていきます。
ミッキーの耳のような部分を両サイドにぐーっと引っ張ります。
中央の交差した部分を持って、内側の色の水引から引っ張ります。
(今回で言うと黄色→金→緑の順)
右側が整いました。
お好みではありますが、私は写真くらいの小ささまで整えるのが美しく見えてオススメです。
両サイド整えるとこのようになります。
これが「あわじ結び」と言われる結びで、おめでたい時に使用される結びです。
梅結びまではあと2ステップです!
前の工程でできたあわじ結びの中央の隙間に、左側に出ている水引を3本とも右手で持って、隙間に手前から奥に入れます。
この時順番はごちゃっとしていてもOKです、入れた後に直してください。
このようになります。(水引の順番は直した後です)
次に、右側にある水引を、前の工程でできた隙間の中に、手前から奥に入れてください。
この時の順番もごちゃっとしていてOKです。
(入れた後に直してください)
このようになります!
まだ端をとめていませんが、梅結びの完成ですー!
ストラップにするにはもう少しお付き合いくださいませ!
紐留めパーツを1つと、ハサミ、ヤットコを準備してください。
水引の余った部分に紐留めパーツを一旦つけます。(位置などを確認するため)
後ろから見るとこのようになります。(指で押さえているので見にくくてすみません!)
写真のハサミが入っている所を目安に水引をカットします。
一旦紐留めは外して、よく切れるハサミで1回で切るのが良いです。
切れました。
切った後は水引がバラバラにならないよう、抑えておくのがオススメです。
紐留めを再度挟み、ヤットコでおさえていきます。
紐留めはコの字になっているので、両サイドに水引を押し込みながら挟むのがポイント。
※ダイソーの3mmの紐留めは水引6本にはギリギリなので、ゆっくり押し込んでいくのがコツです。
紐留めがとめられました!
表から見るとこのようになります。
裏から見るとこのようになります。
(※紐留めとの戦いの痕が・・・)
最後に!
お好みの色のストラップをつけて・・・
完成です!
お疲れ様でした!
動画もあります
写真だと「?」となってしまう、いきなり3本は難しい!という場合はこちらの動画もぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
アヤクフル