ユーキャンの今年の流行語大賞の候補30選にも選出されたアサイーボウルが食べられる店はないかとインターネット検索していると向日市で1軒だけヒットしたので、2024年11月15日に訪問してみました。物集女町にあるSCONE＆CAFÉの「MALAMA PLACE」は、16年前の2008年にハワイから帰ってきた蓮沼千京さんが始めた「ちりめん山椒千京」が前進です。

母秘伝の家庭の手作りの味が地元の人たちはもちろん、伊勢丹はじめデパートや催事などで今も大人気だそうです。昨年5月10日、築50年の建物を大幅リニューアル。ハワイ生活の思い出のスコーンを再現して、ちりめん山椒とハワイアンスコーンのカフェとしてオープンされました。

店内に入るとエレガントで現代的なGERVASONI TOKYOの家具が置かれた素敵な空間でした。まずは、お目当てのアサイーボウルを注文します。旬の瑞々しい果物がカップにぎっしり詰まって、濃厚なアサイーをグラノラと一緒に頬張るとジューシーで美味し過ぎてたまりませんね！

千京さんによると、こちらもハワイに住んでいた頃息子さんと良く行ったダイヤモンドヘッド近くのアサイーボウル屋さんとほぼ同じ味を再現したちひろスペシャル配合の逸品なのだそうです。今、アサイー人気で材料確保が難しいので提供している店は少ない状況ですが、こちらでは、月4・5回販売日があって、本場のアサイーが楽しめます。

実は、アサイー目当てだったのですけど、スコーンがあまりにも美味しそうで食べてみることに。こちらは、イングリッシュスタイルではなく、しっとりとしたハワイアンスタイルです。甘さ控えめなので、朝ごはんにもおすすめです。

ブルーベリースコーンは、サクサクの香ばしい表面の中にしっとりした生地にフレッシュなブルーベリーがたっぷりはいっていて、ゴロっと入ったクリームチーズとよく合ってとまらない美味しさでした！　その日によってクリームチーズ入りだったり、チョコレートやバジルちりめんが入っていたりする日替わりスコーンもあって楽しい。毎朝、店内で手作りしておられるので、イートインではほこほこした焼きたてが食べられます。

冷蔵庫で保存すれば2日もつそうですのでテイクアウトでもどうぞ。人気のちりめん山椒とのコラボ商品も美味しかったですよ！　ちなみに店名「MALAMA PLACE」の由来は、ハワイ語で「思いやりの心と場所」で、ハワイに住む息子さんの案だとか。千京さんは、「笑顔に包まれた温かい店にできれば」と話されていました。

紅葉シーズンにオーバーツーリズムとは無縁な西山地域へ来られたら立ち寄ってみてはいかがですか！

「MALAMA PLACE」ちりめん山椒千京（外部リンク）京都府向日市物集女町出口１４−3　　075-922-4188