【ガンプラレビュー】HGGO ドム試作実験機
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD」より、HGGO版の「ドム試作実験機」をご紹介します。
※ HGGO:High Grade Gundam The Origin
HGGO 1/144 YMS-08B ドム試作実験機
定価¥2,000(税抜)
劇中での主な搭乗者:ヴァシリー・ボッシュ
2016年2月に発売されたキットです。
■全体像
推進機関の開発で高い技術を持つ「ツィマット社」が、ザク、グフの委託生産と並行して開発したモビルスーツ。
「ヒートサーベル」や「ホバーシステム」など、ドム系の特徴的な装備が確認できます。
ドムですが、上半身は「ザク」っぽく、コクピットブロックは「グフ」のそれです。
なんというかキメラ的な雰囲気がありますね。
後のドムと比べると…
こんな感じで、かなりスマートです。
このあと動力パイプが内装式になって、ボディが大型化するって事なのでしょうか?
■パーツ構成
成形品が13枚に、ポリキャップ、マーキングシール、と、なっています。
オリジン系のキットとしては部品数がやや多めな部類です。
モノアイのシールは「単色タイプ」と「グラデーションタイプ」の選択式になっています。
■キットの内容
- 本体
- ビームバズーカ
- ヒートサーベル
- 宇宙仕様パーツ
- ハンドパーツ
握り手 [左右]
平手 [左]
ビームバズーカ [右]
■装備
ビームバズーカ
グリップは前後にスイング可能です。
専用のハンドパーツで右手に持たせられます。
ただ、手首は保持力がたりないので、ここは補強を推奨です。
ちなみに、HGUC版ドムの装備品とは細部が若干異なります。
ヒートサーベル
ランドセルにマウントされています。
標準の握り手で、左右いずれにでも保持可能です。
■付属品
宇宙仕様パーツ
宇宙仕様パーツは「宇宙仕様機」の、胸部コクピットパーツです。
当キットはコンパチキットで「宇宙仕様機」とする場合はこれらのパーツを使用します。
今回は「地上戦用」として組み立てたので不要です。
■各部の詳細
頭部は、スイング軸があるボールジョイントで接続されています。
可動域は広くありません。
口の部分が干渉するので、回転も30度くらいが限界です。
ただ、ジョイントを少し浮かせれば、360度回ります。(写真右下)
モノアイは、フェイスシールドを外す事でアクセス可能。
一応、上下左右に動きます。
腕部はPC4(PC-001)で接続。
前に引き出せるボールジョイントです。
また、胸部側も、少しですが内側に動きます。
ショルダーアーマーは跳ね上げる事ができ、肩は水平くらいまで上がります。
腕部自体は、
肩(横スイング) → 二の腕(回転軸) → 肘(二重関節) → 手首(ボールジョイント)
といった構造です。
肘は、180度近く曲がります。
ハンドパーツは、握り手が一対に、ビームバズーカ用の右手、左の平手が付属します。
オリジン系キットならではの、ハイディテールな造形です。
胸部と腰部は、L字型のアームでつながっています。
写真では確認しづらいですが、胸部から除くボールジョイントがL字型のアームで、反対側は胸の裏側につながっています。
やや不自然な隙間が見えますが、前後に大きく動きます。
股関節は、前後にスイングできる軸関節です。
底面には、スタンド用の3mm穴が設けられています。
脚部は、前後左右とも、十分に開脚可能。
大腿部は、PC1(PC-001)が組み込まれた三軸の関節です。
膝は、二重関節で180度ちかく曲がります。
見た目からは想像しづらい動きです。
足首は、
PC3(PC-001) → L字型のパーツ → PC1(PC-001)
といった複合関節です。
足部側は、二軸で可動します。
可動範囲も良好です。
大きな足部で安定性も申し分ありません。
内側に計4つあるノズルも、僅かですが前後できます。
■アップを数枚
■まとめ
- 「地上戦用」と「宇宙仕様」のコンパチキットです。
- ビームバズーカは右手にしか持てません。
- モノアイを動かすには頭部の分解が必要です。
- 見た目に反して可動は優秀!
- パーツ数はやや多め。
■動画
レビュー(YouTube)
組み立て工程(Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム)
<関連情報>
HGGO 1/144 ドム試作実験機 [YMS-08B] (Yahoo!ショッピング)
HGGO 1/144 ドム試作実験機 [YMS-08B] (バンダイ ホビーサイト)