【京都市左京区】日本各地の工芸品や作家のクラフトが揃うセレクトショップ&ギャラリーがオープン
京都コーディネーターのまーちです。
街中で見かけると私がついつい入ってしまうのが、食器やキッチン雑貨を扱う「うつわ屋さん」です。
日々の料理のテンションを上げるために、またマンネリしがちな食卓を彩るアイテムとして、少しずつですがお気に入りの器を集めています。社会人になってからは、旅先でのお土産代わりに、出雲や九州などでその土地ならではの器や工芸品を買って帰ることも多くなりました。
京都市内にもお気に入りのうつわ屋さんが何軒かあるのですが、今回は新しいお店へ伺いました。先日「平安蚤の市」で岡崎を訪れた際に偶然見つけたセレクトショップ「ものがら」です。
「ものがら」は、今春オープンした日本各地の工芸品や作家モノのさまざまなクラフトが揃うセレクトショップ&ギャラリー。
スタッフさんにお話を伺うと「人柄のように、ものにも 『ものがら』があり、全国の作り手さんから届く良い商品と共に、やさしく豊かな暮らしを提案していきたい」との想いから店名に「ものがら」と名付けられたそうです。
シンプルでスタイリッシュな店内には、ガラスの器や陶器、漆器、ペンダントライトなどが並んでいます。
私が伺った日の店頭ディスプレイには、夏らしい青磁の食器とガラスのグラス類が飾られていました。
セレクトショップと聞くと「どの商品も、お値段が高いのでは?」と思ってしまいますが、グラスなど2000円前後の商品もあり、日常使いできるお手頃価格の商品も多いのが地元民としては嬉しいですね。
店内を見ていて「素敵だな」と目に止まったのが、飛騨高山で手吹きガラスを手がける安土草多さんのペンダントライト。ガラス部分は透明や気泡入りのタイプがあり、形もさまざまで柔らかな光が印象的でした。お値段は形によって1万円台後半〜2万円台だそうで、「こんなライトが似合うお家にしたい!」と思うアイテムですね。
なお、今回、私が一目惚れして購入したのが、入り口のディスプレイに飾られていたこちら。
グラスの下で茶托として使われている鍋島焼の小皿(税込1,870円)は、佐賀県伊万里市の窯元の青磁。淡いブルーの色が涼しそうで夏にぴったり。他にもお皿やマグカップ小鉢、小ぶりなお茶碗もあったので、茶托と茶碗を合わせて使うのも素敵ですね。
もう1つは、新潟県柏崎市で作られている耐熱ガラスのグラス(税込1,320円)。
冷茶はもちろん、ワインや冷酒を入れたり、冷製スープやおかずを入れ器として使うこともできるちょうどよいサイズ。高台がありそのままテーブルにおいてもさまになるデザインでお手頃価格だと感じ、購入決定!120度までの耐熱ガラスなので、プリンも作れるという優れものです。
青磁の小皿と高台のグラスはセットにしても単品使いもできるので、この夏の我が家の必須アイテムになりそうです。
「ものがら」では季節やテーマに沿って新たなアイテムが随時入荷するとのこと。自宅用はもちろん、友人や知人へのギフト選びにも重宝しそうです。また、奥には広いギャラリースペースがあり、今後は展示会やイベントも開催される予定だそうです。
毎月の平安蚤の市や、岡崎の美術館巡りと合わせて「ものがら」でお気に入りの器や雑貨を見つけてみてはいかがでしょうか?
ものがら
京都市左京区岡崎円勝寺町140 ポルト・ド・岡崎106
TEL:075-751-6333
営業時間:10:00−17:30
定休日:月曜日
公式サイト
公式Instagram
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