犬のしつけをするときに感情的にならないコツは?
犬が悪いことをした時に、ついつい感情的に怒ってしまうこともあるかと思います。
ただ、感情的に叱ることで、犬は怒られたということを認識できず、恐怖心を抱くことが多いため、ますます飼い主の言うことを聞かなくなってしまう可能性が高いです。
犬のしつけをする場合には叱る時でも感情的にならずに、犬に分かるように叱ることは重要なポイントになります。
とはいえ生活の中では、例えば大切なものを壊された場合など、感情的になってしまうということもあるかと思います。このような状態のときには、まず自分自身を抑えるために一呼吸おくことが大切です。
最近ではアンガーマネージメントといわれる、怒りをコントロールする方法が注目されるようになりました。
例えば、怒りを感じたら7秒間我慢して冷静さを取り戻すといった手法がありますが、しつけを行う際にもこの方法を用いることができます。少し落ち着いて、本当に叱る必要があることなのか?落ち着くとともに考えるのが良いかと思います。
犬は人間と異なり様々な物事を十分に理解できず、しかも、自分の目の前にあるものが大切なものであるかどうかを理解することはなかなか難しいです。
飼い主さんにとって大切なものでも、おもちゃと同じように見えてしまうことも多いので、これを犬が届くところに放置した飼い主側に責任があると考え、これらを未然に防ぐような行動を飼い主自ら行っておくことが大切です。
犬が粗相をした場合に感情的になってしまうこともありますが、これも十分なしつけが行われていないために起きるものであることを理解し、丁寧に教えることが重要です。
犬は様々な物事を理解すると言われることも多いのですが、人間と違ってあらかじめ想像することはできません。
基本的には良いことをしたときに褒めてあげることで、その満足感を得ることができると同時に、いけないことを理解するようになります。
しつけで感情的にならないようにするためには、一度、落ち着いてみましょう。
感情的になる理由は人間の側にあるので、これを認識して自分自身で怒りをコントロールする方法を学ぶことも大切なポイントとなります。
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犬のしつけで感情的になってしまうあなたへ:怒りをコントロールし、効果的なしつけを実現する方法