【渋谷区】新将棋会館が姿を現す 将棋盤のようなデザインの建物の美しいカフェは10月1日オープン予定
新たな将棋会館がJR千駄ヶ谷駅から徒歩2分の地点に誕生しました。外観は壮大さを備えており、エレガントさも兼ね備えています。移転前の素朴な雰囲気の会館と比べて、100周年を超えて新たな時代に入ったと感じさせる要素が満載です。
移転先は、ヒューリック将棋会館千駄ヶ谷ビル
将棋盤の板目を連想させる外観と、特に1階のV字の柱が将棋盤の脚を想わせる洒落たデザインが特徴です。
この撮影が行われた日は、偶然にも内覧会の日でもありました。クラウドファンディングを通じて寄付をしたファンを招待して行われる内覧会には、老若男女、さまざまな人々が訪れていました。
かっこいい1階の車寄せ
対戦部屋のある会館には、高級ホテルのような広い車寄せが設けられています。天井には正面入り口が映り込み美しい入り口となっています。
「日本将棋連盟」の文字が浮かび上がる入り口横の壁面は落ち着いた渋い雰囲気です。
カフェ「棋の音(きのね)」
1階の路面店としてカフェ「棋の音」が開店を控えています。こちらは2024年10月1日(火)にオープン予定です。撮影当日は、内覧に訪れた人々が棋士の先生とコーヒーを飲みながら話す特典を受けていました。和やかに談笑する様子と、満足そうに帰る人々が絶えませんでした。
将棋用品や棋士関連グッズ
カフェ「棋の音(きのね)」では、将棋用品や棋士関連グッズの販売エリアも設けています。
高級感溢れる銀座の路面店のような雰囲気です。こちらも2024年10月1日(火)のオープンを予定しています。
旧将棋会館が様々なドラマや漫画の舞台となり、その終焉に寂しさを覚える人も少なくありませんでした。ですが、新しい会館を目の当たりにすると、これまでの100年を振り返るよりも、これからの100年への期待が胸を膨らむ思いになりました。
カフェ「棋の音(きのね)」のメニュー
公式ウェブサイトによると、新たにオープンするカフェのメニューが先行して公開されています。棋士カプチーノは、棋士の写真がカプチーノの泡に転写されており、見た目にも楽しい一品です。また、2種類の「相掛かり」カレーは、お子様ランチのように「と金」の旗が立てられています。なお、「相掛かり」は将棋の戦法を指す言葉です。
10月から楽しみ満載な新将棋会館
10月には、多くの将棋ファンが訪れ、新たな将棋会館としての魅力を十分に発揮する場所となることが期待されています。最寄りのJR千駄ヶ谷駅では、「将棋連盟創立100周年を記念して、記念撮影ができるフォトスポットを千駄ヶ谷駅構内に設置いたしました。また日本将棋連盟100年のヒストリーを感じて頂けるコーナーをご用意しております。この機会に是非お立ち寄りください」とのアナウンスが流れています。新将棋会館は、10月から楽しみに溢れた場所となる予定です。
新将棋会館
住所 東京都渋谷区千駄ヶ谷1丁目18番5
ヒューリック将棋会館千駄ヶ谷ビル
棋の音(きのね)
2024年10月1日(火)にオープン予定
オープン後の営業時間
ショップ/道場 10:00〜21:00(最終手合は20:30)
カフェ 10:00〜21:00(L.O. 20:30)
定休日 なし(年末年始を除く)
公式サイト(案内ページ)