【下関】下関の鯨食文化を一新する挑戦へ。新しさ・美味しさ・楽しさを追求する、鯨料理店がオープン!
「下関鯨屋 日新丸」はこんなお店
唐戸ドームから、亀山八幡宮の裏手になる道を真っすぐ歩くと、8月18日にオープンした「日新丸」さんが見えてきます。
大きく「下関鯨屋 日新丸」と書かれていてカッコイイです。
入口から入りますと、早速「日新丸」の絵が出迎えて下さいます。
お店の名前は、下関の捕鯨伝統文化をもっと広めたいという想いから「三代目日新丸」より公認のうえ、引き継がれたそうです。
店内に入ると、カウンター席と、テーブル席がありました。
カウンター席は、調理風景が見えるようにと設計されたそうです。
カウンターの後ろは、テーブル席となっております。
6名座れる個室が、1部屋ありました。
個室には隊長の絵が飾ってあります。かんもんノートでも、以前取り上げさせていただいたお方です。お席のご予約は、お電話にて承って頂けるそうですよ。
「下関鯨屋 日新丸」のメニューはこちら
ランチのメニューはこちらです。
夜は、様々な鯨メニューがあります。
「鯨のロースト炭火焼き」とても美味しそうです。
お酒に合うお刺身や、一品料理もあります。
お野菜にもこだわっていらっしゃるようで、旬のお野菜を焼いたり炙ったり、お好きな調理法で頂けるみたいです。
「下関鯨屋 日新丸」で今回頼んだメニューはこちら
本日は、ランチに来ましたので「日新丸カツカレー」を頂きました。
カレーはちょっぴりスパイシー。カツは柔らかくて美味しい。ご飯の量もあってか、ボリューム満点。美味しくて大満足です。カレーは、捕鯨母船日新丸の船内食として実際に食べている伝説のカレーを忠実に再現されたそうです。お皿も、船内で使用されていたものだそう。捕鯨船に乗った気分でワクワクします。
お次は、「鯨骨らあめん」
鯨の軟骨から取ったスープと。長州黒かしわの鶏がらスープをブレンドしているそうです。
醤油ベースで、あっさり系でした。
スープが透き通っています。
麺は太めです。鯨ベーコンやさえずりも乗っていて、とても贅沢な1杯です!!
「南関いなり巻き」は甘さ控えめです。出汁がとっても浸み込んでいて美味しかったです。あっという間に食べてしまいました。
私は、何年振りか分からないくらい、久しぶりに鯨を頂きましたが、どれも美味しかったです。鯨骨スープは生まれて初めてでしたが、クセもなく美味しいし、カレーと鯨は本当にベストマッチでした。
何故ふぐの会社の社長さんが…と、思われる方も多いと思います。
ご存知の方も多いかと思われますが、「日新丸」を運営する、株式会社 藤フーズは、下関彦島に本社を構える、主に贈答用などのふぐを、ご自宅へ宅配している会社です。朝採れのふぐを1回も凍らせずにチルドのまま「ふぐなまびき」という製法で調理された、とらふぐ本来の甘みを保った状態で、凍らせずにご自宅へふぐを届けるというサービスを行っているそうです。それが大変美味しく好評で、今では多数の大手百貨店と取引ある、下関の大企業です。
社長の青木さんは下関を愛されており、常に下関の飲食業界を盛り上げようと活動している中で、「ずっとストップしている鯨の食文化、美味しいメニュー開発、是非とも青木さんやって頂けませんか」と、たくさんの方から言われて、今回のお店スタートに踏み切ったそうです。
今までにない「美味しい鯨メニュー」、とても美味しかったので、皆様も是非一度、鯨を食べに「日新丸」へいってみてください!
「下関鯨屋 日新丸」の地図や駐車場など詳細情報
下関鯨屋 日新丸
下関市中之町6-3 第2松栄ビル1階
083-242-0444
昼・11:00~14:00(L.O.13:30)
夜・17:30~22:00(L.O.21:00)
定休日/水曜日
駐車場なし