【松山市】子育て世代に朗報、2023年12月1日から松山市子ども医療費助成対象年齢が18歳までに。
松山市の子ども医療費助成の対象年齢が、2023年12月1日から18歳到達年度の3月31日まで拡大されることになりました! →松山市HP
過去の子どもの医療費、現在の状況
2019年までは未就学児のみ無料、小学1年生から中学3年生までは通院は有料、入院は償還払いでした。2020年1月より、松山市も中学3年生までの医療費が無料化になり、現在に至ります。
手続方法は?
現在、オレンジ色の受給資格証を持っている人は新たに手続きをする必要はありません。有効期限を18歳年度末まで延長した「子ども医療費受給資格証」(うすむらさき色)が発送されているはず。
うすむらさき色の受給資格証は、2023年12月1日から使用できます。オレンジ色の受給資格証の使用期限は2023年11月30日までのため、12月以降は各々で処分してください。
気をつけないといけないのは、出生日が平成17年4月2日から平成20年4月1日までの方です。こちらの方は申請が必要で、2023年9月20日に、対象になる子どもごとに松山市が委託した業者から申請書が送付されていると思います。申請書の記入、対象になる子どもの健康保険証のコピーを貼付し、子育て支援課かお近くの支所まで持って行って申請する必要がありますので、お早めにお願いします。
医療費の窓口支払い無料化による懸念と希望
医療費無料化に伴い懸念されることもいくつかあります。緊急性がなくても気軽に受診するいわゆる「コンビニ受診」により、本当に受診が必要な人の診察が遅れてしまうこと、松山市の財源負担増などです。児童館や子育て支援のイベントなどで、正しい救急医療の利用の仕方の講座や、子ども医療電話相談♯8000の啓発も松山市では活発に行われている印象があります。
とはいえ、本当に医療が必要なお子さんが、経済面を理由に受診できないということはあってはならないと思います。中学生以上になると、自分の判断で医療にかかるシーンもあるかと思います。今回の対象年齢拡大により、治療費や薬代など、保護者の負担に悩むことなく受診ができる環境になることは本当に素晴らしい取り組みだと思います! 松山市はどんどん子育てしやすい街になっている印象です。
病院でも、ジェネリック医薬品を勧められた人も多いのでは。限りある財源を必要なところに使えるよう、松山市民全員で取り組んでいきたいですね。