寺の鐘をつく(誰でもOK) 煩悩を払う響きが会津に響く 御山観音 照谷寺【会津若松市】散策・観光
飲食、観光、会津ぶらぶら。朝寝、朝湯が大好きな あいづ くらし、です。
(庄助さんばりのダメ人間みたいな自己紹介ですが、そこはご笑覧)
照谷寺 (御山観音 御山観音堂) しょうこくじ おやまかんのん
照谷寺は、奈良時代の天平神護年間(765年 – 767年)の創建と伝わる、天台宗の寺院です。
会津三十三観音 第20番札所の御山観音のあるお寺として知られています。
観音堂は平安時代の大同2年(807年)に草創されたと伝わり、別名の岩屋観音(いわやかんのん)は、かつて寺の北東側にある石峰(岩屋山)に安置されていたことによるもので、その後、照谷寺に移されました。
照谷寺 鐘楼 梵鐘 (ぼんしょう)
梵鐘とは釣鐘の事です。
お寺の鐘の別名みたいなもの。
鐘楼は、釣鐘(梵鐘)を吊るしている建物のこと。
梵鐘は「その響きを聴く者は一切の苦から逃れ、悟りに至る功徳があるとされる」とされています。
好きな時に、自由に梵鐘を撞いていい!寺の鐘を鳴らす
鐘楼の案内を読むと鐘を撞(つ)いて良いようですが、勘違いで撞いて鳴らしたら大変です。
(yahooニュースに載っちゃう?)
念の為に住職に伺いました。
「みなさん、ご自由に撞いてもらってます。
朝早くとかは困りますが。
50秒毎にどうぞ」
というお話。
照谷寺は、特にお断りなく、寺へ行って自由に (時間は考えて)鐘を鳴らしていいのです!
連打はダメ。
「おら*1、煩悩を払うだ」
*1おら:私、自分のこと、俺。孫悟空(ドラゴンボール)や野原しんのすけ(クレヨンしんちゃん)が使いますね。
鐘楼の中にお賽銭箱がありましたので、お賽銭を入れました。
ちなみに、最近は両替料がかかり、1円玉1,000円分の両替料は1,100円です。
(500枚毎に550円の料金)
なので、最近は1円玉、5円玉は入れないようにしています。
合掌して、
鐘を撞く、
ごぉーーーーーーん。
合掌して(50 秒数える)、
繰り返し計3回。
鐘の余韻がずっと続きます。
3つの煩悩が払えたかは不明。
しかし、心は静かにはなりました。 (たぶん、そんな気にはなった)
その後、なんだかんだで数回撞いて、満足しました。
寺の鐘を撞いたのは生まれて初めて。
「除夜の鐘」は108回撞きますので、日本では煩悩の数は108と思われがちですが、数え方はまちまちのようです。3つからそれこそ星の数まで。
心をざわつかせるものが煩悩であるのならば、照谷寺へ行って、鐘を撞いてきてください。
照谷寺は、標高540mの御山(おやま)の中腹(ちゅうふく)にあります。
撞いた鐘の音は麓に届いたでしょうか。
会津三十三観音 第20番札所の御山観音
観音堂です。
聖観音 (しょうかんのん)が安置されています。
観音菩薩像には、さまざまな形態のものがあって1面2臂 (いちめんにひ:顔が1 個、腕が2 本)の像を指して聖観音と称されます。
【照谷寺・御山観音】
住所:〒965-0826 福島県会津若松市門田町大字御山館山甲3080
公式WEBサイト:天台宗 神護山 照谷寺
地図、ナビ用リンク (行き方/アクセス)
麓からはかなり山を登ります。
車での移動をお勧めしますが、もし体を動かしたいという事であれば、運動公園の駐車場に車を置いて、歩いてみてください。
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