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こんにちは、ニシムラマコジです。

これは娘が４歳の頃のことでした。

ある日娘が突然僕に対して口を開けろと要求してきたんですよね。

話を聞いてみると、いい物を食べさせてくれるとのことで、彼女の右手にはその「いい物」が握られている様子でした。

少し嫌な予感がした僕は、何を食べさせてくれるつもりなのか尋ねたのですが…

すると娘は手に持っていた物を見せながら大きな声でこう叫んだのです。

「毛」

なんで!?

どうやらその辺に落ちていた毛を僕に食べさせようとしていたみたいです。

そしてまた別の日…

またもや娘は僕に対して口を開けろと要求してきたのですが…

今度はなんだ？

僕が訝しげな表情で娘を見つめていると…

「ハナクソ」

はあ!?

先日の毛に続いて、今度はハナクソを食べさせようと企んでいたみたいです。

当然拒否しましたが…娘は気色ばむ父の顔を見てギャハハ！と大笑いすると、満足そうな表情でどこかに行ってしまいました。

娘は一体父親をなんだと思っているのでしょうね？

あれから数年…今でも娘は時々その辺に落ちているゴミを食べさせようとしてきたりして、父をからかうのが大好きな様子ですが…

本音を言えばそれもまた結構楽しかったりするので、これから大きくなっても今まで通り父の存在を気にかけて、構い続けてくれたら嬉しいな…と思います。

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＜登場人物紹介＞

とーちゃん：この漫画の作者。家庭内ヒエラルキー最下位。

かーちゃん：作者の２歳年下の妻。ニシムラ家の絶対王者。

おーくん：小学校高学年。ちょっぴり泣き虫な男の子。

みーちゃん：小学校低学年。ちょっぴり気まぐれな女の子。

■現在や過去に我が家で起こった出来事を必死に思い出して発表しています。

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