【福井市】29日まで「福井城址お堀の灯り」が今年も開催中 〜幻想的な鎮魂の光の世界〜
福井空襲や福井地震で亡くなられた方々を悼む「福井城址お堀の灯り」が今年も22日から開催が始まりました。
898個のLEDライトでつくられた輪灯が、御本城橋〜山里口御門(御廊下橋)〜順化公民館前のお堀の中に浮かんでいます。
「福井城址お堀の灯り」は、福井城址およびその周辺でライトアップをおこないながら、昭和20年7月の福井空襲・昭和23年6月の福井地震でお堀に難を逃れて亡くなった人々を鎮魂し、市民ぐるみで新たな福井のまちづくり推進を目指して夏の時期に開催されています。
幻想的な雰囲気のなか、訪れた方はゆっくり歩きながら、時に立ち止まってお堀を眺めたりと思い思いに鎮魂の意と平和の祈りを捧げていました。
今年の順化公民館側からの景色は、変わりゆく福井駅前再開発エリアの様子も彼方に見え、過去を慰め供養するお堀の光と未来をみつめて変化する福井駅前の景色を同時に一望することができ、私はなんとも心を揺さぶられました。
どうぞ今の時期にしか見ることのできない、福井城址のお堀の水面に映る美しい「慰霊の輪灯」をご覧に訪れてみてください。
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【第14回 福井城址お堀の灯り】
開催期間|7月22日(土)〜29日(土) 17:00〜23:00
詳しくは福井城址お堀の灯り公式サイト