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Appleが語りきれなかった、iPhone 16の知っておきたい12のポイント

g.O.R.iテック系ブログメディア『ゴリミー』管理人

Appleは9月10日のスペシャルイベント「It’s Glowtime.」でiPhone 16シリーズを発表しました。各モデルの特徴や新機能については既に各所で詳しく解説されていますが、Appleが発表会やプレスリリースで触れなかった情報も存在します。

今回は、それらを12項目にまとめ、iPhone 16をより深く理解するための参考にしていただければと思います。

全モデル8GBメモリ搭載

iPhone 16シリーズは全モデルが8GBのメモリを搭載しています。これは、Apple Intelligenceへの対応を見据えたものと考えられます。

Proモデルは画面とバッテリー以外共通仕様

iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Maxは、画面サイズとバッテリー容量を除き、全ての機能が共通となりました。昨年はカメラ性能に差がありましたが、今年はiPhone 16 Proも光学5倍ズームに対応しています。

iPhone 16のUSB-Cは引き続きUSB2仕様

Proと通常モデルでUSB-Cに性能差がある
Proと通常モデルでUSB-Cに性能差がある

iPhone 16シリーズは全モデルUSB-Cポートを搭載していますが、iPhone 16とiPhone 16 PlusはUSB 2仕様(480Mb/s)、iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro MaxはUSB 3仕様(10GB/s)となっています。

旧モデルの販売終了と値下げ

iPhone 16の発売に伴い、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max、iPhone 13は販売終了となりました。また、iPhone 15とiPhone 14は値下げされています。

5Gミリ波は米国限定

iPhoneのミリ波5G通信は、引き続き米国限定での提供となります。

新しいMagSafe充電器で最大25Wのワイヤレス充電

iPhone 16シリーズはMagSafe充電仕様がアップグレードされ、新しいMagSafe充電器と30W以上のアダプタを使用することで、最大25Wのワイヤレス充電が可能になります。iPhoneとして初めてワイヤレス充電で高速充電が利用可能になりました。

有線充電は最大45W仕様

USB-Cケーブルを使った有線充電も強化され、最大45Wの入力に対応しています。

iPhone 16 ProはiPhone 15 Proより少し重く

iPhone 16 Proはディスプレイの大型化に伴い、iPhone 15 Proよりもわずかに重くなっています

iPhone 16 Pro Maxの電池持ちは史上最長

ビデオ再生で最大33時間(iPhone 16より11時間も長い……)
ビデオ再生で最大33時間(iPhone 16より11時間も長い……)

AppleはiPhone 16 Pro Maxの電池持ちを「iPhone史上最長」と謳っています。

5Gの通信速度が向上

米国ではiPhone 16シリーズの5G通信速度が向上しているとの報告があります。

iPhone 16シリーズは全機種Wi-Fi 7に対応

iPhone 15 ProまではWi-Fi 6Eをサポートしていた
iPhone 15 ProまではWi-Fi 6Eをサポートしていた

iPhone 16シリーズは最新のWi-Fi 7に対応し、高速な通信環境を提供します。

iPhone 16 Pro Maxは256GBモデルスタート

iPhone 16 Pro Maxは128GBモデルが用意されておらず、256GBモデルからのスタートとなります。

これらの情報は、Appleの公式発表からは読み取れないものの、iPhone 16シリーズを選ぶ上で知っておくと役立つポイントです。ぜひ、購入の際の参考にしてみてください。

テック系ブログメディア『ゴリミー』管理人

テック系ブログメディア「ゴリミー」を運営管理人。妻、2人の娘、犬(♀)に囲まれて暮らす。日々の小さな発見が誰かのちょっとしたプラスになると信じて日々発信しています。ガジェット情報から子育ての気づきなど、生活に根付いたアイディアを発掘しています。

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